3月11日より順次放送中のアニメ「ひぐらしのなく頃に業」第23話は、これまで北条沙都子(CV:かないみか)を虐待してきた北条鉄平(CV:宝亀克寿)が更生するエピソードだった。
「ひぐらしのなく頃に業」は、同人サークル「07th Expansion」によるサウンドノベルゲームが原作。本作は、2006年にアニメ第1弾が放送され、コミカライズや実写映画化など、さまざまなメディアミックスが展開された大ヒット作の新プロジェクト版。自然に囲まれた集落“雛見沢村”での惨劇の連鎖が描かれる。
第22話では、沙都子の古手梨花(CV:田村ゆかり)に対する歪んだ愛情が明らかになった。沙都子は、「梨花とずっと一緒にいたい」という想いから、梨花が聖ルチーア学園に入学しようとするのを必死に阻止。梨花の意思が変わらないことを知るたびに、梨花の目の前で自らの命を絶った。暴走する沙都子に、視聴者からは「マジで狂ったね」「梨花ちゃんへの愛情が歪んだ方向へ」「底知れない執念を感じた」などのコメントが続出した。
最新話にあたる第23話「郷壊し編 其の六」では、沙都子がループの力を使うと周囲の人々にも影響が出ることが明かされた。とくに、沙都子の叔父である鉄平は、その影響を強く受けたようで、別の世界線での自身の悲惨な末路を繰り返し夢に見るようになってしまった。「このままだと孤独に死んでいくだけだ」と感じた鉄平は、不良に絡まれた沙都子を助けるなど、これまでとは打って変わって彼女に優しく接するのだった。
鉄平の予想外の行動に、Twitter上では「綺麗な鉄平出てきたんだが」「鉄平に泣かされるなんて誰が予想しただろうか…」「マジで沙都子ワシ編なんですね…」「SSR鉄平は令和の奇跡」「色んな意味で強烈すぎた」と驚きの声が殺到。番組公式ハッシュタグがトレンド1位を獲得したほか、「沙都子ワシ編」「鉄平ルート」「祟騙し編」「てっぺー」「北条鉄平」「SSR鉄平」といった関連ワードがずらりと並ぶ結果になった。
第23話「郷壊し編 其の六」
【あらすじ】
途方もない時間をかけて、雛見沢村を取り巻くすべての因子を理解した沙都子。 しかし、沙都子の知らないところで、カケラには小さな歪みが生まれ始めていた…。
(C)2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会