3月13日より順次放送中のアニメ「はたらく細胞BLACK」第12話では、ついに身体が心筋梗塞を起こした。発作から心停止までの描写に「早すぎる」などの驚きの声が上がっている。
【動画】あまりの早さに衝撃…発作から心停止まで(14分15秒ごろ~)
「はたらく細胞BLACK」は、清水茜氏の漫画「はたらく細胞」を原作としたスピンオフ作品。飲酒や喫煙といった不摂生が招く大人の体の問題に、主人公である赤血球(CV:榎木淳弥)が挑む姿が描かれる。
第11話では、主人公・赤血球の前に巨大な細菌が現れた。脳細胞(CV:平川大輔)からの指令を受けた白血球(CV:日笠陽子)たちが細菌との戦いに挑むなか、なんと細菌だと思っていたものの正体が尿酸だったことが判明。しかも、尿酸が白血球の攻撃を受けたことで、痛風を引き起こしてしまった。自暴自棄になった赤血球が「暴飲暴食はやめろ!喫煙もやめろ!睡眠を十分に取れ!」と過酷な体内環境に不満をぶちまける一幕もあり、その必死な姿に「新米君の言葉は身につまされました」「ホント体をいたわろう」と胸を痛める視聴者が続出した。
最新話「復帰、心臓、終焉。」では、親友の死を乗り越えた赤血球が職場復帰を果たした。しかし、赤血球が「もう一度頑張ってみよう」と決心したのも束の間、プラークが溜まった冠動脈で“心筋梗塞”が発生してしまう。さらに、心筋梗塞によって赤血球たちが酸素を運べなくなり、体内は“心停止状態”に陥ってしまった。体の全機能が停止していく絶体絶命のピンチに、Twitter上では「お先真っ暗とはまさにこの事」「間違いなくどん底の展開」「心筋梗塞なってから心停止ってあんな早いんか」「心停止までの流れが速すぎた」「日頃の不摂生のせい?」「心臓の鼓動が徐々に弱まる演出に悲壮感を感じた」といった声が相次いでいた。
第12話「復帰、心臓、終焉。」
【あらすじ】
「オレたちに休みがあるとしたら、この場所……心臓が止まるときくらいだ」
働くことの意味は未だにわからない。だが、それでも目の前にある「酸素を運ぶ」という仕事を頑張ろうと決心し、懸命に励む赤血球(AA2153)。そんな赤血球の決意に反して、体内環境のブラック化はますます加速してゆく。
血管内ではコレステロールや脂質の塊・プラークが至るところに付着し、崩壊が起こり始めていた。やがてそれは心臓をとりまき、心筋に酸素と栄養を送る“冠動脈”にも及び……。
(C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社・CODE BLACK PROJECT