3月17日、俳優の神尾楓珠が、映画『裏アカ』のガールズ試写会に登場。そこでは、神尾の顔立ちが話題となり「給料を全部つっこむぐらいに、メンズエステでケアしていそう。だって、こんなに綺麗な顔だもん」との感想が飛び交った。
そんな心の声を漏らしたのは、同作の主人公を務めた瀧内公美。「既に撮影してから、2年が経過しているので、今は、男っぽくなられているのですが、(当時は)女の子みたいな顔をしている」とつくづく思ったそうだ。
さらに、瀧内は「メンズエステでケアしているんじゃないの?給料を全部つっこむぐらいに」と疑いをかけた。「撮影中は私、絡んでいるときにいつも見ていました。本当に、顔も小っちゃいし、体も綺麗」と惚れ惚れしたこともあったという。
神尾は、しきりに照れて「いえいえ、行っていないですよ」と必死に否定。すると瀧内が「行ってなくて、このお姿。私の場面は、いつもクリームを塗りたくっているのに…」と冗談交じりに自虐。そこから、わざと「お願いだから、太ってくれ」と毒を吐いて笑わせていた。
4月2日に封切られる本作は、アパレルショップの店長で、寂しさを抱える主人公が、SNSの裏アカウントの世界と現実世界の間で激しく揺れ動き、翻弄される姿を描き出すもの。神尾は、二面性を持つキャラクター「ゆーと」と「原島努」という二つの顔を持つ男を演じている。
今回のイベントでは、同席していた加藤卓哉監督が、神尾へのオファー理由を明かす場面も。加藤監督は、かつて「なんで、キラキラした映画ばかり出ているんだろう」と疑問に感じていたそうで、「力量があるから、役がきちんと務まるはず。ちゃんとお芝居出来る人だから」と見ていて「その期待に応えてくれました」と改めて評価していた。
神尾は、今作について「現代らしい、SNSに関する問題を描いています。皆さんの世代に共感してもらえる部分と、幾つかのメッセージも含まれています。その辺りを受け取ってもらえたら、嬉しいなと思います」とコメントを発していた。
テキスト・写真:野原誠治