映画『騙し絵の牙』のPRイベントが18日、都内で行われ、俳優の大泉洋(47)、女優の松岡茉優(26)が出席した。
同作は、崖っぷちの出版社を舞台に巻き起こるクセモノたちの騙し合いを描いた物語で、大泉は大手出版社の編集長・速水を、松岡はその部下で新人編集者の高野を演じた。
今年2月、明治安田生命調べで「理想の上司ランキング」1位になった大泉洋は、この日のイベントで、映画の公開前夜祭で働く自身の“1日部下”を選ぶ企画で、松岡とともにオンラインで最終面接を行った。
面接受験者の一人、田村さんが「自分が何か失敗したり、何かやらかした時に、大泉さんだったら面白い切り返しができるっていうか…どういう反応が返ってくるのか楽しみだなっていうことで、挑戦させて頂きました」と話すと、大泉は「つまり君は、私が失敗をするから、私に面白くぼやけって言っているわけ?受かると思いますか、そんな人。ハナからミスするって分かっている人」と大声を荒げながら、怒り気味に切り返した。そこで、同イベントの司会者が「ゆくゆくプロヂューサーになりたいということで、映画のプロデューサーを目指しているそうなんですけれども…」と面接の受験者をフォロー。すると、大泉は「田村さん、よろしくね。突然、ちょっとこの子大事にしなきゃと思って。さっきはごめんね。圧迫面接しちゃって」と態度を一変させた。
こうした面接のやり取りに、松竹の人事部は「大泉さんを面接官・上司として、点数をつけるなら30点です」と評価。大泉が「100点満点中ですか?忙しい中、午前中からやっているのに30点だなんて言われて…」とショックを受けていると、松岡は「ただね 。理想の上司って、人事部の上司ってだけではないですから。やっぱこうやってね、自分の心をほぐしてくれたりとか、本音を引き出してくれる上司がいたら、心強いですよ」と大泉をなだめていた。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)