3月19日より順次放送中のアニメ「バック・アロウ」第11話は、主人公であるバック・アロウ(CV:梶裕貴)が珍しく怒りをあらわにする展開だった。アロウの説教が「心に刺さった」というファンが続出している。
【映像】怒りをあらわにしたアロウの説教シーン(18分5秒ごろ~)
アニメ「バック・アロウ」は、「コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズなどで知られる谷口悟朗監督と、第47回岸田國士戯曲賞を受賞した脚本家・中島かずき氏がタッグを組んだ完全オリジナルアニメ。壁に囲まれた世界“リンガリンド”を舞台に、謎の男“バック・アロウ”が自身をめぐる争いに巻き込まれていく。
第10話では、“エッジャ村のリーダー”エルシャ・リーン(CV:小澤亜李)と“リュート卿和国の機甲卿”プラーク・コンラート(CV:小松未可子)が決闘を繰り広げた。そんな中、アロウがエルシャに助太刀するため、なんと自身のブライハイト“ムガ”を巨大な剣に変えてみせた。新たな武器を手にしたエルシャは、プラークの一瞬の隙を突くと、彼女のブライハイト“パラノーブル”をムガで貫いた。ムガが飛行能力を手に入れる展開もあり、視聴者からは「決闘はほんとにアツかった」「村長としての意地を見せた!」と興奮の声が相次いだ。
最新話「真っ向勝負の戦争なのか」では、ついにリュート卿和国とレッカ凱帝国の全面戦争が始まった。アロウは、かつてシュウ(CV:杉田智和)の親友だった将軍・カイ(CV: 置鮎龍太郎)と対峙した。すると、カイの配下であるレン(CV:潘めぐみ)が2人の戦闘に乱入し、自爆してアロウにトドメを刺そうとした。アロウはレンを必死に止めると、「本当に誰かの役に立ちたいなら、簡単に死ぬな!」と珍しく声を荒げて説教した。
シュウがアロウに「リンガリンドの王になれ」と提案する一幕もあり、Twitter上では「カッコよすぎた」「今までで一番主人公していたね」「アロウのセリフ…刺さるな」「説教がまっとうすぎて溜飲が下がった!」「王の器はありそう」といった声が続々と上がっていた。
第11話「真っ向勝負の戦争なのか」
【あらすじ】
遂にリュート卿和国とレッカ凱帝国の全面戦争が始まった。この戦争で両国が混乱状態になると考えるシュウは、アロウに「リンガリンドの王になれ」という。この世界を一つにまとめて壁に挑むことで、初めて壁を崩す可能性が見えるのだ、と。
(C)谷口悟朗・中島かずき・ANIPLEX/バック・アロウ製作委員会