昨夏放送され話題を呼んだ次世代K-POPアーティスト誕生の過程を描く観察型リアリティー番組『I-LAND』。この番組から誕生した7人組グローバルファンメイドグループ「ENHYPEN」に密着した、全4回に渡る特別番組『ENHYPEN&Hi Season 2』の第2回目が3月24日(水)、ABEMAにて放送された。
『I-LAND』からENHYPENとしてデビューを決めたのは、JUNGWON(ジョンウォン)、HEESEUNG(ヒスン)、JAY(ジェイ)、JAKE(ジェイク)、SUNGHOON(ソンフン)、SUNOO(ソヌ)、NI-KI(ニキ)の7人。初回のこの日は、メンバー同士でお互いに感謝の気持ちを伝え合う姿も見られた。
前週の夕飯を懸けたミッションに続いて、この日はその後の夜食を懸けたミッションゲームの様子から放送。一人が描いた絵を1分以内に5つ当てる「お絵かきゲーム」、30個の卵の中から全員が茹で卵を選べば成功の「茹で卵探しゲーム」、「あみだくじ」「ミニ卓球10回ラリー」のミッションが与えられ、結局クリアできたのは最後のミニ卓球だけだったが、各自それぞれのミッションに対して知恵を出し合い楽しそうに挑んでいた。
番組の後半は、野外で焚き火を囲んで夜食の焼き芋を食べながら、メンバー同士お互いに思っていることを率直に語り合う焚き火タイム。先陣を切ったのはSUNGHOON。自分とタイプが似ているというJAKEに向け、「似たもの同士だから最初に仲良くなったのもJAKEだし、性格が似ているからこそぶつかることも多かった」「そしてそんな時もJAKEは相手を気遣ってくれた」と思いを打ち明けた。これを聞いていたJUNGWONも、「メンバーの中でJAKEは、何かを直接相談してはないけど、一番頼りにしている。一緒にいると落ち着くし、なぜか気持ちが楽になる」と賛同していた。
そのジェイクは、リーダーであるJUNGWONに「(JUNGWONは)最年長でもないし、(リーダーとして)辛いこともたくさんあると思う。それなのに弱音をを吐かずチームを率いてくれる」と責任感に感謝の言葉を。JUNGWONに対してはグループ最年長のHEESEUNGも「最年長でもないのにチームを率いることになったから、JUNGWONのご両親も心配だと思う。責任感の重圧がのしかかったせいで年齢の割にしっかりしている。すまないと思う時もある。その分、逆にいうと誰よりもチームのことを考えてくれて、いつも感謝していると伝えたかった。もし辛かったら、僕が原因の時もあるだろうけど、とにかく悩みがあれば、誰でもいいから話してほしい。JUNGWONの明るい性格を責任感のせいで失って欲しくない」と気遣う気持ちを見せていた。
JUNGWON自身、一度だけHEESEUNGに悩みを相談したことがあるそうだ。「デビューショーの時、泣きながらHEESEUNGに辛さを打ち明けた」との衝撃の告白には、「本当に!?」と驚きを見せる他メンバーたち。当時JUNGWONはリーダになって2週間くらいの時で、「何をすべきかわからずプレッシャーで辛かった。その悩みをHEESEUNGに打ち明けたんだ」と明かしていた。
SUNGHOONはHEESEUNGについて、「HEESEUNGは最年長らしく、僕らにアドバイスをくれる。すごく信頼できるし実力もあるから、学ぶところも多い。でも末っ子みたいに振る舞う時もある。真面目な姿もかっこいいけど、親しみやすくて面白いところも好き」と普段一緒に過ごすメンバーだからこそ垣間見える素顔を紹介していた。
JAYについては、「JAYには特に感謝している。僕はすぐに考え込むタイプだから話を聞いてくれる人が必要なんだけど、そんな時はJAYがそばにいてくれてすごくありがたい」(SUNOO)、「3日間の休暇で皆が家に帰った時、行く場所がなくて悩んでたらJAYが家に来ないかと誘ってくれた。かっこいいなと思った」(NI-KI)との言葉が。またHEESEUNGから「もう一つ褒めたいところは、独学でフランス語を勉強してること」という指摘が飛び出すと、JAKEも「突然フランス語を習うというから、最初は冗談だと思ってた。すぐ諦めるかと思ったら本を買ってきて、道具から揃えるタイプだよね(笑)」と盛り上がっていた。HEESEUNGはJAYについて最後に「自分の目標に向かって突き進むところがかっこいい。二度と言わないよ(笑)。でも本当に尊敬してる」とそれまで明かさなかった気持ちを打ち明けていた。
SUNOOへは「僕と性格が違うからこそすぐに仲良くなれた」(JAKE)、「アイドルの素質を本当にたくさん持っている。僕らは最初自撮りもできなくて、SUNOOから教わった。逆に僕らもソヌが知らなかったダンスとかを教えてあげたりして、お互いに助け合いながら成長できて嬉しいと思っている」(SUNGHOON)との言葉が。
そんなSUNOOからはSUNGHOONに「僕はSUNGHOONを見習いたい。自己管理が上手だし、自分が目指す目標を一つでも決めたら諦めずに着実に努力する。そんなところを尊敬している」。またJAKEも「SUNGHOONはイヤなことや辛いことも、やるべきだと判断したら何があっても諦めず邁進するタイプ。だから大人っぽいし、学ぶ点も多い。SUNGHOONを見ていると忘れていたことを思い出させてくれる。いるだけで力になってくれる」と称賛していた。
最後に最年少のNI-KIへは「NI-KIは昔からダンスが上手で、その才能が何より羨ましい。僕もダンスを頑張ろうと思った。絵も上手。アーティストらしい才能が豊かで羨ましい」(SUNGHOON)、「とにかくかっこいい。年下だけどなんでも上手」(HEESEUNG)、「今まで何度も話したけど、諦めたくなるほど一番辛くて絶望的な状況の時にニキに助けられた」(JAY)との言葉が。これを聞いていたJAKEから「最初にNI-KIと一番仲良かったのは僕だ」と嫉妬(?)の声も上がるほどメンバーから愛されている様子が窺えた。最後にJAYから「辛いことがあるたびいつも隣にNI-KIがいて、僕ができないことを代わりにやってくれた。そのおかげでここまで来れたと思う」と感謝の言葉が伝えられ、そんなJAYにNI-KIも感謝を伝えていた。
互いを尊重し支え合うENHYPEN。今回、率直な思いを伝え合えたことについてメンバーたちからは、「最初は恥ずかしかったけど、聞いてるうちに感謝の気持ちが生まれた」「メンバーが想像以上に僕を思ってくれて、僕も皆を思ってると実感した」「メンバーに褒められた僕の長所を大事にしょうと思った」と声が上がっていた。
次回は想像以上の辛い登山にメンバーたちが挑戦!? ここでしか見ることの出来ないメンバーたちの貴重な姿に迫る密着番組『ENHYPEN&Hi Season 2』#3は、3月31日(水)よる19時~国内独占無料放送。また『ENHYPEN&Hi』シーズン1、ENHYPENの日本デビュー特番『ENHYPEN CONNECT TO JAPAN』、さらにデビューショー『NHYPEN DEBUT SHOW:DAY ONE』の様子や、ENHYPENが誕生した超大型プロジェクト『I-LAND』も全話配信中。