2019年配信のABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー『白雪とオオカミくんには騙されない』で衝撃の最後を迎えたさなりとあいり（古田愛理）が“禁断の再会”を果たした。およそ2年ぶりのデートを楽しんだ2人。その模様はABEMAプレミアムで配信中の『オオカミくんはもう騙さない-さなりる final balloon-』で明らかになる。
▶映像：切ない別れを迎えた”さなりるカップル”の禁断の再会を完全ドキュメント（一部公開中）
同番組は“もし、オオカミが嘘をつかなくてよかったとしたら…恋は生まれていた？”というコンセプトのもと、過去シリーズで“オオカミ”だったがゆえに嘘をつき、結ばれなかったふたりのその後が描かれる。ABEMATIMESでは約2年ぶりに再会したさなりとあいりに直撃。今2人は何を思い、お互いに対してどういう気持ちでいるのか。アフタートークを楽しんで欲しい。
「身長伸びた？」久しぶりの再会で確かめ合う“変わったところ”“変わってないところ”
『白雪とオオカミくん』では惹かれあっていたように見えていた2人。しかし、告白の前日にさなり自ら自分が「オオカミくん」であることを伝えてしまい、ルール違反のため番組初の失格となった。お互いの気持ちを確かめられないまま、2人の恋は突然終わりを迎えてしまう。再会は『白雪とオオカミくん』と同じ教会で行われた。
さなり： 本当に久しぶりに会ったね。
あいり： 久しぶりだったね。連絡も取っていなかったから、最初はドキドキして…、でもさなりは話し始めると照れるところとか、ちょっとおふざけしちゃうところとか変わってなくて…安心した！
さなり： （うれしそうな表情で）本当に？ 俺もドキドキしていたけど、あいりも俺が初めて会った時と良い意味で変わっていなかった。でもちょっと身長が高くなったよね？
あいり： そう、身長が高くなった！ 3センチくらい伸びたんだよ。でもさなりも高くなったよね？ 教会で私のすぐ横を通った時、「え？ 背が伸びてる！」と驚いたもん（笑）。
さなり： どっちも高くなったよな。あの頃は高校1年生だったから、俺は167…8センチ？ もっと低かったかな？ 今は170センチくらい。あいりは久しぶりに会ってかわいくなってた。仕草とか笑い方とか、相変わらずかわいいなって（笑）。
あいり： えっ……（照れながら）うれしいですね。でも『白雪とオオカミ』の時は「かわいい」なんて、一度も言ってくれなかったよね？
さなり： 「かわいい」とは言ってなかったかも（笑）。あの時は“オオカミくん”だったからね。でも今回はめっちゃ「かわいい」って言っちゃってる。会ってない期間もあいりを見かける度に「かわいいな」と思ってた。
あいり： 再会してたぶん15回くらい言ってくれた。
さなり： そんなに言った？
あいり： （さなりの肩を叩きながらうれしそうに）言ってるって（笑）！でも、正直さなりが“変わってしまっているんじゃないか”という不安もあって、『白雪とオオカミ』の頃はお互い高校1年生だったし、そこから2年も経っていて…普通だったら成長と共に性格も変わっちゃうと思う。さなりの活躍も知っていたから、その心配はあったかな。
さなり： なんか気持ち悪いヤツになってないかなって？
あいり： 違うよ（笑）。
さなり： 確かに高1から高3の2年間は変わるよね。でも、俺は変わらないよ。
あいり： 本当に？
さなり： 本当だよ。
2年前にタイムスリップした感覚も
今回は『白雪とオオカミくん』の中で2人が巡ったデート場所を再び訪れた。 “オオカミくん”として嘘をつく必要がない状態で再会した2人。思いがこみ上げてくる瞬間があったと語る。
さなり： 最後はなんだかジーンときて…、俺は『白雪とオオカミ』の当時、ルール違反を犯して失格になったので、オオカミくんの着ぐるみも着ることが出来なくて風船を持つ資格もなかった。だから、そういう意味では今回、心が震えるような瞬間多かったよ。
あいり： 多かったね。アトリエでの時間とか…。グッときた（笑）。
さなり： グッときたね、うん……グッときた。
あいり： さなりは仕草も雰囲気も良い意味で変わっていなくて、その事を確認出来たし、2年前にタイムスリップした感じもあって、とにかく不思議な再会だったよね。
さなり： うん。
あいり： 多分私たちの表情も、教会で再会した時と、そこから一緒に時間を過ごした今とは随分違うんじゃないかな。
さなり： そうだね。だいぶほぐれていって、あの頃の表情に戻れているかも。
あいり： ほぼ2年前とやっていることは同じだけど、2人もあの頃より大人になって、2年前の続きというか延長線上だから、番組ファンの方には何回も見て欲しいけど、でも恥ずかしさもちょっとだけある（笑）。
さなり： 見る人からすると些細な変化だと思うけど、『オオカミくん』の時と比べての2人の成長を感じてもらえたら嬉しいよね。とくに今回は完全に2人だけの世界だから、僕たちの空気感も楽しめると思う。あいりはこれからモデルを頑張っていくんでしょ？
あいり： うん。3月で高校卒業をするし、今まで学業とお仕事の両立だったけど、今後はいろんなことにチャレンジしたい。去年はコロナの影響もあって上手くいかないこともあったけど、その分、今年はがむしゃらに突っ走っていきたいな。
さなり： 俺も2020年はコロナで思うように動けなかった分、2021年は積極的に活動していきたいと思ってる。曲も出せなかったので、今年は曲も発表してライブも出来たらいいな。
あいり： さなりの曲楽しみにしてるね！
話している間、あいりがさなりの気持ちを確認するように真っ直ぐ見つめると、さなりは思わず照れ笑いして目を伏せてしまう。再会の喜びと照れ臭さが混ざり合い、2人だけの親密な空気感が漂っていた今回のアフタートーク。もしあの時、“オオカミくん”じゃなかったら、2人の未来はどうなっていたのか―？ 幸せな再会とともにお互いの頭によぎるひとつの疑問。2年経った今、2人が導き出した答えとは。結末は『オオカミくんはもう騙さない-さなりる final balloon-』で明らかになる。
取材・テキスト：中山洋平
撮影：You Ishii
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