松竹配給により鳩と人間の長きにわたるベランダの闘争を描いた、バトルエンターテインメント『鳩の撃退法』(はとのげきたいほう)が2021年8月27日(金)全国ロードショーされる。
自宅のベランダに勝手に巣を作る鳩、騒音をまき散らす鳩、単純に目が怖くて可愛くないなど…人類が長年悩まされ続けてきた鳩による攻撃に人類が立ち向かっていく様を日本映画史上最大のスケールとアクションで描いた本作。
主演を務めるのは映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17)『Diner ダイナー』(19)『カイジ ファイナルゲーム』(20)など数々の話題作に出演し、今や日本映画界を代表する唯一無二の怪優・藤原竜也。数々の名役を演じてきた藤原だが今回は、数多の鳩を撃退してきた伝説の鳩撃退師・津田伸一(つだ・しんいち)を演じる。さらに本作の壮大なスケールにふさわしい超豪華なキャストが集結! 鳩の謎を長年追い続けるジャーナリスト・鳥飼なほみ(とりかい・なほみ)を土屋太鳳 、ある日、愛する妻を鳩に奪われた男・幸地秀吉(こうち・ひでよし)を風間俊介、実は鳩好きの女・沼本(ぬもと)を西野七瀬、鳩が人間界に送り込んだ刺客・倉田健次郎(くらた・けんじろう)を豊川悦司がそれぞれ熱演する。鳩と人類の長きにわたる因縁に隠された衝撃の過去、世界征服を目論む鳩の陰謀 ――。 人類は鳩に勝利し、ベランダの支配を取り戻すことができるのか!? そして鳩の世界征服は阻止できるのか⁉
※こちらは本日4月1日のエイプリルフールネタ。本当の『鳩の撃退法』は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高いエンターテインメント小説を実写化した素晴らしい作品。大量のニセ札、一家失踪事件など…数々の謎が物語の中に仕掛けられ、現実と虚構が入り混じる謎解きエンターテインメントです。ベランダでの鳩の攻防や、鳩の世界征服計画は一切描かれておりません。映画HPや公式SNSもエイプリルフール限定でデザインが変わっております。
ストーリー
元直木賞作家の津田伸一(藤原竜也)はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に、書き途中のある新作小説を読ませていた。
富山の小さな街でドライバーとして、その日暮らしを続ける津田伸一は、かつては直木賞も受賞した小説家だった。
1年前、津田はいきつけのコーヒーショップで偶然幸地秀吉(風間俊介)と出会い、今度会ったらピーターパンの本を貸そう、と <約束>をして別れる。しかしその夜を境に、幸地秀吉は愛する家族と共に突然姿を消してしまう。
それから数か月後、津田の元に三千万円を超える現金が転がりこむ。ところが喜びも束の間、思いもよらない事実が判明した。
「あんたが使ったのは偽の一万円札だったんだよ」
偽札の動向には、一年前に家族三人が失踪した事件をはじめ、この街で起きる騒ぎに必ず関わっている裏社会のドン・倉田健次郎(豊川悦司)も目を光らせているという。
倉田はすでに偽札の行方と共に、津田の居場所を捜し始めていた…。
津田の体験を元に書かれた新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。
鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けていた―。
(c)2021「鳩の撃退法」製作委員会 (c)佐藤正午/小学館