「ぶち当たった時は…」 芸人兼漫画家・田中光さんが描く“出発点” 住田アナのイラストが漫画に
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 SNS上で発信している一コマ漫画『サラリーマン山崎シゲル』がネットを中心に話題を集める、お笑い芸人兼漫画家の田中光さん。同漫画は2014年には書籍化し、今ではシリーズ累計31万部を超えるベストセラーになっている。

【映像】田中光さん、住田アナが描いた一コマ漫画

 1日の『ABEMA Morning』では、番組内で“住田画伯”として度々イラストを披露している住田紗里アナウンサー(テレビ朝日)が田中さんに弟子入りし、「自分のメッセージを人に上手に伝える方法」を学ぶことに。さらには入社・入学シーズンということで、「出発点」に立つ人へのエールを込めたオリジナル漫画も制作した。

「ぶち当たった時は…」 芸人兼漫画家・田中光さんが描く“出発点” 住田アナのイラストが漫画に
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 荒川の桜は満開のはずが…なんとロケエリアだけ桜は遠慮がち…テーマは2人の目の前にあるベンチと、周囲を走っていた子犬の要素を加えて「子犬目線から見たベンチ」がテーマとなった。

 元々は美術の大学に通っていたという田中さん。「小さいころから自分は何かモノを作る人にはなるんだろうなって思っていた」ことから芸人になったが、しゃべることはあまり得意ではなかったという。「面白いと思った状況を言葉に置き換えるのが、僕は難しかったんです。ひな壇で何かするのが苦手で、あの場所にいるのが割と辛かった」

「ぶち当たった時は…」 芸人兼漫画家・田中光さんが描く“出発点” 住田アナのイラストが漫画に
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 自分の感性をうまく伝えられずにいた時、「得意分野を伸ばした方が良い」とアドバイスを送ってくれたのが尊敬する先輩、ピースの又吉直樹さんだった。「笑いや自分の想いは“描く”ことでも伝えられる」。表現の方法は人それぞれだ。

 そうこうしている間に住田アナのイラストが完成。ベンチの下で眠りながら食べ物のことを考えている犬に、ベンチが遊具に見えて楽しく飛び跳ねる犬を披露。すると、田中さんは「対比までされてるんで、こういうことです。言いたかったのは」と評価する。

「ぶち当たった時は…」 芸人兼漫画家・田中光さんが描く“出発点” 住田アナのイラストが漫画に
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 「対比」とはどういうことなのか。田中さんが描いたのは、ベンチにおしっこをかけ「電柱より好きかも!!」と犬が喜ぶ瞬間だ。「僕らにとって(ベンチは)座るモノでも、犬からしたらおしっこをかけやすいモノかもしれない。人間でもベンチ1つとってもいろんな見方がでるやろうし、良い思い出を持っている人も嫌な思い出を持ってる人もいるでしょう。今から世界に飛び出していく方がいらっしゃると思うけど、まあいろいろぶち当たりますよね。ぶち当たった時に、上から見たら意外といける、横から見たら抜け道があったなとか、多角的にモノを見ることが大事なんじゃないかって思います」と語った。

 田中さんから学んだ多角的なモノの見方について、住田アナは「アナウンサーの仕事にもつながると思っていて、ひとつのニュースをとってもいろんなことを思う方がいる。多角的にモノを見ることによって、どんな人がいるんだろうという想像力を働かせてお伝えすれば、もう少しニュースの伝わり方が変わるんじゃないかと思いました」と話した。

 なお今回の2つの作品は、住田アナの作品も含めて田中さんが仕上げ、「サラリーマン山崎シゲル」の公式Instagramと住田アナのInstagramに掲載されている。

ABEMA/『ABEMA Morning』より)

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