「新作は一文字も書かない」 小説家・湊かなえ氏が“1年休業”を決めた理由
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 4日放送のABEMA『7.2新しい別の窓 #37』で、稲垣吾郎が小説家の湊かなえ氏と対談した「インテリゴロウ」企画の模様が公開。湊氏が1年の休業を決めた考えを明かした。

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 今年4月から1年間の休業することを明かし話題になった湊氏。休業はコロナの前から決めていたことだそうで、「新作は一文字も書かない」と断言する。きっかけについては、「マラソンコースを短距離のペースで走ってきたような感覚があって。自分の中にある物語とか知っている景色とか、想像力を全開にしていろいろな立場の人を書いてきたはずなのに、ある時に『自分自身がもう何にも反応していない』と思ったことがあった。もっと長く続けていくために、1年吸収する時間がほしいと思った」と明かす。

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 その期間では語学の勉強もしたいと言い、「ここ2、3年は海外のブックフェアに呼んでもらうことも多くて、韓国と香港、ブラジルのリオデジャネイロのブックフェアも行ってきた。通訳を介してファンの方と話ができたけど、これが直接喋れたらもっと楽しいだろうなって」と話した。

 逆に湊氏は、4月1日から1年間の休みが取れたら何をしたいかを質問。稲垣が「僕は板橋区高島平の出身で、土とか自然に触れたい。ワイン作りの手伝いをするとか、コーヒーなんかも楽しそう。全く今までと違う環境に身を置いてみたい」と明かすと、湊氏も「私もワインを仕込んでみたいと思った。2021年製のワインを10年後まで熟成させたらどんな味になっているだろう」と賛同し、盛り上がりを見せた。

7.2 新しい別の窓 #37 | 【ABEMA】テレビ&ビデオエンターテインメント
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