俳優・田中圭が5日、主演映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の完成披露イベントに出席。そこで、飲み会エピソードが持ち上がったところで「ちょっと嫌な予感。その話は止めようか」と会話にブレーキ。慌てたそぶりを見せて、笑わせた。
それは、地方ロケを振り返った場面。妻役を務めた土屋太鳳が話し始め、座長である田中の頼もしさを「いい所は、皆さんをご飯に連れて行ってくれる」と説明。さらに「みんなを仲良くさせるために『自分がいっぱい飲むぞ』と言って、みんなを楽しませてくれる…」と発言が続いたところ「土屋さん、1回、その話は止めようか」と田中が遮った。
突如ブレーキをかけた田中は「分かんないけれど、これ以上、土屋さんがしゃべると、何かおかしくなるような気がチョットしたから」と言い訳。冷や汗をかいた素振り。土屋は察知したのか、田中の仕事ぶり、リーダーシップに話題を変え「ヒノマルソウルという作品は、チームになることが大切。よく引っ張ってくださいました!」と必死にひねり出し、拍手をもらっていた。
2人が出演した映画は、1998年の長野オリンピック/スキージャンプ団体戦が舞台で、大逆転の金メダルを支えたテストジャンパーたちの実話に基づくオリジナルストーリー。
今回のイベント会場には、そのモデルとなったテストジャンパー・西方仁也氏本人と代表チームで金メダルに輝いた原田雅彦氏のほか、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)らキャスト陣、メガホンを取った飯塚健監督も参加していた。
映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』は、5月7日から全国ロードショー。
テキスト・写真:野原誠治