3日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、いじめ問題の対策に成果を上げている自治体が紹介された。
この日は相談を受けた「いじめ調査」が6000件以上にのぼる、通称“いじめ探偵”NPO法人ユース・ガーディアン代表理事・阿部泰尚氏をゲストに招き、いじめ問題の現状について話を聞いた。
▶見逃し配信中:カンニング竹山の土曜The NIGHT #136(4月4日配信分)
竹山が「対策にうまくいっている自治体もある?」と問いかけると、阿部氏は「あります」と大阪府・寝屋川市を例に挙げた。
寝屋川市では、市長直下に対応部署を設置し「いじめ観察課」を新設。教育委員会は「いじめ予防」に専念し、「いじめ対応、解決」からは切り離して観察課が対応する処置をとっているという。
阿部氏は、寝屋川市の広瀬慶輔市長は「ものごとをフェアにやっていく」人物だとして「現状だと毎月いじめの調査というか、アンケートといったものが配られている」と、積極的に活動をしていると説明をした。
さらに、観察課ができる前の事案についてもスピード感をもって対応をしているそうで、阿部氏は「寝屋川市のいじめ対策というのは、すごくよくできている」と高く評価をした。