ABEMAの人気恋愛リアリティーショー『恋する♥週末ホームステイ』(通称『恋ステ』)シリーズの最新作『恋ステ 2021冬 Tokyo』が、4月6日配信の第8話をもって最終回を迎えた。高3女子5人の高校最後の恋を追った本作では、最終的に4組のカップルが誕生。これまで複数のシーズンに出演し、数々のモテ伝説を生んできたここ(山﨑心/兵庫県出身)は、本作でせいや(若林星弥/大阪府出身)と出会い、初めて恋を実らせた。序盤から惹かれ合い、数々の胸キュンシーンが誕生した2人の恋は、視聴者の間でも話題に。今回ABEMATIMESでは、そんな2人にインタビューを実施。告白の決め手や、成立後の近況などについて話を聞いた。
▶︎動画:せいや&ここカップル成立!『恋ステ 2021冬 Tokyo』
せいや&ここが明かす“心が動いた瞬間”
――カップル成立おめでとうございます!まずは告白時の心境を教えてください。
ここ:『恋ステ』ではもちろん、人生でも初めての告白だったので、めちゃくちゃ緊張しました。伝える内容を前もって考えて臨んだんですけど、なかなか文章がまとまらなくて。半泣きになりながら頑張って文章を考えました。
――『恋ステ』での告白は人に見られるから緊張しますよね。せいやさんは、そんなここさんの緊張を感じていましたか?
せいや:告白される側の自分も頭が真っ白になっていたんですけど、ここが緊張しているなっていうのはわかりましたね。
――せいやさんはいつの時点でここさんに気持ちを固めていたのでしょうか?
せいや:2週目の土曜日に、ここが腕を組んでくれたんですけど、行動で示してくれる人が好きだと言っていたので、その時に「自分から行かなきゃ」とスイッチが入りました。3週目に入る時には、もしここが告白してくれたら絶対OKすると決めていましたね。
――ここさんはとらいからもアタックされていたので、悩んだ時期もあったと思いますが、何が決め手になりましたか?
ここ:途中までせいやととらいで悩んでいたんですけど、「3秒手繋いでいい?」って聞いてくれた時に、自分からちゃんと行動してくれる人だとわかって、すごくうれしくて。その時に気持ちを絞れました。
――「3秒だけ」というのがすごく微笑ましかったです。
せいや:自分からスキンシップとるのは初めてだったんですけど、頑張りました。
ここがせいやに惹かれた理由「ひとつひとつが丁寧で真面目」
――自分が恋している姿を放送で観るのはどんな心境でしたか?
せいや:デレデレしていたり、ニヤニヤしていたりするので、やっぱり恥ずかしかったです。でも、これから生きていく中で自分がデレデレしてるところを見る機会はないと思うので、いい経験ができたかなと思います。
――ここさんはこれまで『恋ステ』に出演した時とは違って、すごく恋している表情をしていましたよね。
ここ:自分では意識していなかったんですけど、視聴者さんからのコメントもそうですし、周りからも「今までと違って自然体だね」って言ってもらえることが多くて。確かに自分でも「すごいデレデレしてるなぁ」とか「私こんな顔して笑ってるんだ!」と思いました。全部見られちゃって、丸裸って感じです(笑)。
――女の子って恋すると本当にキラキラするんだなと思いました。とてもかわいかったです!
ここ:本当ですか?嬉しいです!
――そんな風に表情にも出るほど、せいやさんに惹かれたのはなぜだと自分では思いますか?
ここ:初めて会った時から、せいやの見た目がすごいタイプだなと思っていたんですけど、私、恋愛に関しては深く考えすぎる性格で、それだけじゃ駄目で。見ていてわかると思うんですけど、せいやはめっちゃ天然で、ひとつひとつが丁寧で真面目なんですよ。ピュアな感じというか。そんなところに惹かれました。今までに会ったことのないタイプでしたね。
朝5時まで電話することも…会話の内容はかなり謎!?
――2人でいる時とみんなといる時で変化はありますか?
ここ:いい意味であまり変わらないんですけど、すごい私に合わせてくれてるっていうのは感じますね。私、めちゃくちゃ夜行性なんですよ。友達と夜に電話すると、私は時間が遅くなるにつれて元気になっていくのに、友達は「もう限界」みたいな感じなんですけど、せいやは一緒に5時とかまで起きていてくれるんです。しかもわりとノリノリなんですよ!
せいや:実は僕も夜行性なんですよ。だから全然苦じゃないというか。逆に朝がめちゃくちゃ弱くて。たぶん一緒やな。
――電話で甘えたりすることはありますか?
せいや&ここ:ないですね。イチャイチャとか1回もないです。
――どんなことを話しているんですか?
ここ:ガチで意味わからない会話してます(笑)。宇宙の話しました。金環日食とか、地球と太陽と月の話とか(笑)
せいや:何でそんな会話になったんだろうね?いつの間にかそっちの方に進んじゃって。
ここ:しかもそれをすっごい長いこと話すんですよ(笑)
せいや:かなり謎かもしれないです(笑)
2人は似た者同士?「ここも抜けている」とせいやが暴露
――『恋ステ』の撮影中もせいやさんが謎な発言をすることはあったんですか?
ここ:さすがに急に宇宙の話はされなかったですけど(笑)、「質問すると斜め上の答えが返ってくる」っていうのはメンバーみんな口をそろえて言っていましたね。
――そんな風に言われていたみたいですが(笑)、せいやさんは自覚ありましたか?
せいや:自覚ないですね。わりと真面目に返しているつもりなんですけど(笑)。でも僕だけがずれてるんじゃないんですよ。ここもけっこう抜けていると思います。
――確かに今回、ここさんの無邪気な一面が見られた気がします。せいやさんに影響された部分もあったのでは?
ここ:私けっこういつも「しっかりしなきゃ」って思いがちなんですけど、せいやがあまりにもぶっ飛んでるから、「自分もバカになろ~」って感じはありますね(笑)
「初めて自分から動くことができた」『恋ステ』出演で感じた成長
――『恋ステ』に出演したことで勉強になったことや、気づいたことなどはありましたか?ここさんは過去の出演シーズンと比べて、いろいろ変化もあったと思いますが。
ここ:今までの『恋ステ』と今回の『恋ステ』は全然違いました。今までは受け身になってしまいがちで、来てくれるのを待ってばかりだったんですけど、今回は高校3年生でラストということもあって気合いが入っていましたし、何よりも「この人にアタックしよう!」っていう人が現れたから、今までできなかった自分から動くことができたんだと思います。あと、好きな人の前だと言葉が出て来なくなっちゃうんだなっていうことに気づきました。
――せいやさんはいかがですか?
せいや:これまで女の子とあまり関わることがない人生を歩んできたんですけど、今回出演して「この人だ」という人に出会えて、しかも初めて自分から動くことができたので、ひとつ大人になれたな、ちょっと成長できたかなと思います。
――最後に今後してみたいデートを教えてください。
ここ:私が高校3年生(取材は3月に実施)なので、長年の夢だった制服デートをしたいねってずっと言っています。
せいや:自分も制服デートしてみたいんですけど、遊園地行ったり食べ歩きしたり、ベタなデートができたらいいなと思いますね。
――楽しいお話をありがとうございました!
テキスト:水野梨香
写真:mayuko yamaguchi