3人のプレイヤーがチームを組み、戦場で最後のチームになるまで戦う、バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」。リリースから1年も経たずにプレイヤーが世界で7000万人を突破するなど、国内外で凄まじい人気を誇る。
この「Apex Legends」大ヒットの立役者といっても過言ではない人物を、『ABEMA Morning』が独占取材。ファンだというテレビ朝日の並木万里菜アナウンサーが話を聞いた。
「Apex Legends」をはじめとするバトルロイヤルゲームなどの生配信を行う、渋谷ハルさん。いま大人気のVTuberだ。
渋谷さんの名が一躍世間に広まったのが、去年行われた大会「RAGE × Legion Doujou Cup」。1位と大きく差が開き、劣勢で迎えた最終ラウンド。渋谷さんの大奮闘でチームは逆転勝利。優勝に大きく貢献し、この出来事が大きな話題を呼んだ。
渋谷さんはゲームプレーだけでなく大会の主催者としても活動し、主催する大会では同時視聴数が10万を超える時も。主催者としての活動は「渋谷ハル」をプロモーションするために始めたものだそうで、「バーチャルYouTuberってどうしても宣伝力みたいなものが足りないというか、名前を知ってもらうのがすごく難しい環境なんですよね。その中で大きな祭りを作り上げることによって、主催者の僕の名前を知ってもらえるんじゃないかなっていうのが、実は最初のきっかけ」と話す。
そして知名度が上がった今では、ファンの人、さらには渋谷さん自身が最高に楽しめる大会を開催することが何よりの楽しみだそうだ。
現在、YouTubeのチャンネル登録者数は45万人超え。Twitterのフォロワー数も約27万人と、ツイート1つをとっても何かと影響力があるが、当の本人はどう思っているのか。
「正直、自分自身が有名になったとか人気になったという実感はあまりないんです。ただ、(影響力を)感じることでいうと、若干やらかしたタイミング。炎上とかコメントが荒れたりした時に、悲しいかな感じてしまいますね(笑)」
また気になるのが、Twitterのプロフィール欄でも自白している「エゴサ(エゴサーチ)魔」だ。
「理由はいくつかあるんですけど、一番大きいのは視聴者の方が何を考えてるのかなって(わかること)。Twitterでの、僕へのリプライじゃないところに結構本音が出てたりするんですよ。マイナスなワードも引っかかるんですけど、それよりも自分を振り返るきっかけ、自分をさらに良くするきっかけにしたいなって」
取材前に渋谷さんのことを調べる中で、並木アナにはどうしても聞きたいことがあった。それが「収入」面の話だ。
「そうですね……しばらく食って生きていくのには困らないだろうなってくらいには稼がせていただいてます。僕マジでお金使わないんで、20~30年単位で生きていけると思います(笑)」
率直な質問にも答えてくれた渋谷さん。最後に今後の展望について聞いた。
「今のところ考えているものでいうと、そう遠くない未来に、『Apex Legends』の競技シーンと言われているプロの方が活躍する場所があるんですけど、そこが今よりさらにもう一段階盛り上がるための仕組みづくりを考えているので、それを楽しみにしてもらえればなと」
なお5日、渋谷さんのYouTube配信に並木アナが出演し、レクチャーを受けて実際に「Apex Legends」をプレイした。その模様は、渋谷さんのYouTubeチャンネルのアーカイブから見ることができる。
(ABEMA/『ABEMA Morning』より)