4月14日、俳優・吉永小百合、松坂桃李、広瀬すずが、映画『いのちの停車場』の完成披露試写会に出席した。

この映画は、現役医師・南杏子氏による医療小説を映画化したもの。安楽死といったテーマにも切り込み、医師だからこそ描写できる臨場感を織り交ぜている。吉永は診療所の医者、在宅医療を通して患者と向き合う役どころ、松坂は医大卒業生を演じている。

舞台あいさつに立った吉永は、松坂の共演イメージを聞かれ「キリンのよう。スクスク成長して楽しかった」と率直に浮かんだキャラクターを示し、笑わせた。また「カッコ良くて、素敵」とよくあるイメージも付け加えた。
また、共演時間が長かった広瀬のイメージについては「本当にすずちゃんは、涼やかで可愛い。お二人を見ていて楽しかった」と目を細めた。

ステージには他にも、西田敏行、南野陽子、小池栄子、みなみらんぼう、泉谷しげる、中山忍、石田ゆり子、田中泯らキャスト陣、そして成島出監督らも登壇した。

松坂は、今作の撮影スタート時、成島監督から受けた指示内容を明らかにした。「僕とすずちゃんは、監督から『太陽のような存在でいて欲しい』と言われました。吉永さんを月とするなら、君たちは太陽のような存在という説明を受けました。なので、現場でいつも、そう近づけるように向き合ってきました」と心に残ったやり取りを話した。

広瀬も続いて「太陽のような存在というのはクランクイン前から言われていました」と振り返り「特に自分の過去を話すシーンでは、監督のご指導をいただきながらお芝居をした覚えがあります」と頷きながら話していた。
『いのちの停車場』は、5月21日より全国でロードショー。吉永は、上映を待ち望む観客に向かって「ここに立つ皆さんとセッションをしながら作品を作りました。私たちは(公開日の)5月21日まで、これからも頑張っていきます」と誓っていた。













文・写真:野原誠治
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