3月8日から公開中の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の興行収入が約78億円になったことが4月19日、発表された。今月11日に行われた舞台挨拶で庵野秀明総監督が、興行収入100億円について言及したことで、ファンの間では100億円突破が大きな目標となっている中、シリーズ最高の興行収入を更新し続ける完結編が、大台にさらに近づいた。
1995年のTVシリーズ放送で社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』は、2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動。『:序』『:破』『:Q』の3作が公開されて大ヒットを記録。常に新しいファンを獲得し、幅広い層から支持を受けてきた。『新劇場版』シリーズ最新作にして完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は現在、全国公開中で、『エヴァンゲリオン』シリーズ興行収入・観客動員の最高記録を更新中だ。
興行収入・観客動員数は、公開直後からシリーズ過去最高のペースで増加しており、19日に発表された数字は、興行収入が77億9931万4050円、観客動員数が508万8007人に達した。シリーズ作で観客動員が500万人を超えたのは今回が初。