将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が4月20日に行われ、藤井猛九段(50)と久保利明九段(45)が午後2時から対局を開始した。勝者は午後7時から丸山忠久九段(50)と本戦出場をかけて対戦する。
藤井九段は、1991年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:16期)、順位戦B級2組(A級:10期)。タイトルは竜王3期、棋戦優勝も8回を誇る。振り飛車党の名棋士で、一斉を風靡した「藤井システム」は、あまりにも有名。解説やイベントなどでもユーモアに富んだトークが人気だ。
久保九段は、1993年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:12期)、順位戦B級1組(A級:13期)。タイトル7期、棋戦優勝6回と実績十分。こちらも振り飛車党のトップ棋士で、どこにでも振れる幅の広さと終盤の指し回しから「捌きのアーティスト」とも呼ばれる。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は藤井九段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)







