アニメ『七つの大罪』のシリーズ最新作『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』(7月2日全国公開予定)の公開アフレコイベントが19日都内で行われ、主人公「メリオダス」の声を務める声優・梶裕貴(35)、ヒロイン「エリザベス」の声を務める雨宮天(27)らが出席した。
『七つの大罪』は、週刊少年マガジンでおよそ8年間にわたって連載され、累計発行部数は3700万部を記録した大人気漫画。人と人ならざる者の世界が分かたれていなかった古の時代を舞台に、七人の罪人たちによって結成された最強・最悪の騎士団「七つの大罪」が世界の危機に立ち向かっていく姿が描かれた物語となっている。
主人公『メリオダス』とその弟でありながらテレビアニメ版では敵役として登場していた『ゼルドリス』を1人2役で演じた梶。この日のアフレコで2人の共闘シーンを演じた梶は、「僕としては、『メリオダス』と『ゼルドリス』という長年因縁のあった2人の兄弟が共闘するというお話だったので、結構自分と自分でしゃべるシーンも多かったりして、大変ではあったんですけれどその分楽しみでしたし、アフレコが終わった後もすごく素敵な作品が生まれたなと感じました」とコメント。
また、作品の見所について「結構、クライマックスというか戦いが盛り上がっているシーンだったので、2人とも勢いがすごかったんですけれど、普段の『メリオダス』ってひょうひょうとしている面があるので、その辺を意識してご覧いただけたら2人の違いというのも含めて楽しんでいただけるのかなと思います」とアピールした。
テレビアニメ版からおよそ7年に渡り「エリザベス」の声を務めた雨宮は、「アフレコしているときはすごく集中しているんですけれど、終わった途端にもうこれで終わりなのかというのはすごく感じました。母性であったり包容力であったり、『エリザベス』が持っているものを私も一緒に感じ、学ばせていただいて、今だから演じられる『エリザベス』を劇場版に詰め込めたんじゃないかなと思っています」と、最終章となる今作への感慨深さを語った。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)