ABEMAで放送中のオリジナル連続ドラマ『ブラックシンデレラ』は、ひょんなことから出場したミスコンで顔に大怪我を負ってしまったド平凡女子高生・神谷愛波（莉子）が、ルッキズムに立ち向かいながら夢や恋に奮闘する姿を描く“逆襲”ラブストーリー。主演の莉子を筆頭に、神尾楓珠、板垣瑞生、愛花ら美女&イケメン勢が、ドラマを通して“本当の美しさとは？”という問いを投げかける。重要なのはルックスか？それともハートか？美の価値観を前に揺れ動く愛波の前に現れるのは、神尾演じるナルシストな国宝級イケメンと、板垣演じるツンデレなミステリアスボーイ。同作にはタイプの異なる二人のイケメンが登場し、愛波の恋愛模様にも注目だ。
神尾扮するのは、自他ともに認める身も心も最強イケメンの橘圭吾。セレブな両親を持ち帰国子女という、見た目同様陰り一ついないピカピカの経歴。ゆえにかなりの王子様気質だ。そのルックスに見惚れる愛波に「仕方ねえって、俺ってカッコいいから」と言い放ち、初対面にも関わらず愛波の手を握り締めて学校まで猛ダッシュ。もちろんスマホの待ち受け画面は決め顔の自分自身の姿で、「全人類、俺と手を繋ぎたい」などのイケメン語録もスラッと口をついて出てくる。
単なる自己中ナルシストのように思われそうだが、そんな印象も一撃で粉砕するポジティブオーラの持ち主。周囲の士気をグングンと高めていくリーダー気質という一面もある。後ろ向きの性格の愛波を何かと気にかけ、愛波にネガティブさが見えようものならば「“でも…”“私なんか…”禁止な！」と金言を与えて、ミスコンへと導く応援団ぶりを見せる。まさに裏表のない正真正銘のイケメン！…なのだがしかし婚姻関係にある学園のマドンナ・香澄百合（愛花）からキスをされると、ふと顔を曇らせるなど、何らかの闇がチラリ。完全無欠の裏側に隠されているものとは!?
一方、板垣が扮するのは、ミスコン出場直前の愛波が出会うイケメン転校生の島村空。圭吾をデレとするならば、こちらはツンといえる。正面衝突という衝撃の初顔合わせながらも、愛波がミスコン出場者と知るや否や「君、ないわ」と容赦なしの塩対応。愛波のミスコンまでの美に対する努力を知る圭吾から、ミスコンを見に来るように言われるも「興味ない」とファーストインプレッションは最悪だ。しかしそんな空に、愛波はどこか見透かされたような気がしてならない。
それは虫の知らせだったのか…。愛波はミスコンでの不慮の事故で顔に大きな傷を負ってしまう。加えて、それまでちやほやしてくれた女子たちの本音を知る羽目に。愛波はミスコン出場を勧めた百合の「勝手に転んで、勝手に怪我してさ。私とは元の素材が違う（笑）」というショッキングな言葉を耳にしてしまい、衝動的に屋上から飛び降りようとする。そんな危機を救ったのは、なんとあの印象最悪の空だった。顔の傷に対してさも重要ではなさそうに「元の自分なんか捨てて、ここからなりたい君になる方がきっと良い」とハートに語り掛けるアドバイスを放ち、外見を重視するばかりに優しさを見失っていた愛波をハッとさせる。人としての温もりに触れた愛波は、心が動くのを感じる。
自信満々ポジティブ全開の国宝級か、それとも気づきを与えてくれるミステリアスボーイか。しかも演じているのが神尾と板垣という、それぞれ役柄にピッタリのルックスを持つグッドルッキングヤングマン=GLYM。あなたはどっち派!?恋の行方も見逃すなかれ！
