ABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー『恋とオオカミには騙されない』が佳境を迎えている。その恋模様は、過去シリーズの中でも群を抜いて予測不能。残すところあと2話となった現在も、ハラハラドキドキさせられる展開が続いている。なかでも4月18日に配信された第10話では、Takiがそらに失恋したことが明らかになり、視聴者に大きな衝撃を与えた。今回は、これまでのTakiの恋を振り返ると共に、視聴者から寄せられたTakiへの応援コメントを紹介しよう。
▶映像：Taki、井上想良から別れを告げられ大号泣…悲しい恋の結末へ
『恋とオオカミには騙されない』とは
『恋とオオカミには騙されない』は、デートや共同作業を通して、“真実の恋”を叶えようと奮闘する10人の男女を追いかける恋愛リアリティーショー。ただし、10人の男女のどちらか一方に、好きなフリをする嘘つき“オオカミ”が1人以上潜んでいる。シリーズ最新作となる本作では初のルール変更がなされ、“オオカミ”の性別は明かされていない。
女性メンバーは、なえなの（20歳）、長谷川美月（みちゅ／18歳）、Taki（20歳）、吉田伶香（りょうか／18歳）、川口葵（あおい／22歳）。男性メンバーは、綱啓永（つな／22歳）、りゅうと（ちょこ／20歳）、樋口晃平（コウヘイ／20歳）、杢代和人（もくだい／16歳）、井上想良（そら／22歳）。スタジオでは横澤夏子、飯豊まりえ、滝沢カレン、神尾楓珠がMCを務める。
Takiの真っすぐなアピールで恋が加速！中間告白で成立へ
Takiがそらと出会って恋に落ちるまで、そう多くの時間はかからなかった。2人の恋が動き出したのは、第2話でのこと。アトリエの屋上で料理をした際、Takiとそらは2人並んで野菜を切ったり皮を剥いたりし、自然と良い雰囲気に。そらが腰を落とし、Takiと同じ目線になると、2人は見つめ合い、照れ笑いを浮かべた。以来、Takiはそらを意識するようになっていき、第3話で「月LINE」を送信。「月LINE」は、他のメンバーに知られることなく2人で会うことができ、内容は送信した人と受信した人しか見られない。Takiは自身が所属する次世代ガールズ・ユニオン“FAKY”のライブ終演後、会場にそらを呼び出し、積極的にアピールを行った。
照れながら「そらくんのために歌ってたの」と告げ、その後はそらの手を引きステージへ。1つのイヤホンをそれぞれ片耳につけ、2人で曲を聴きながらダンスした。映画のワンシーンのようなシチュエーションの中、Takiは曲に込められた意味を「Your smile makes me brake（あなたの笑顔に私はやられた）」と説明。なお、Takiは日本・ブラジル・スペイン系フィリピンのミックスで、日本語は勉強中。そのため、時には英語を織り交ぜながら、懸命に想いを伝えてきたのだった。そして最後にTakiは、そらの背中に「SUKI」と指で書くという、直球のアプローチを展開。Takiから真っすぐ愛をぶつけられ、そらは照れまくり。そらの第一印象はあおいだったが、この頃からTakiに心が傾いているように見受けられた。
この「月LINE」デートを機に、2人の恋はスピードを上げていき、第5話の中間告白でついに結ばれる。「もっとそらくんのこと知りたいです。だけど1人でできない。一緒にその気持ち、知れますか？」と問いかけたTakiに、そらは「今の僕の気持ちは、Takiちゃんにあります」と宣言。Takiは喜びを爆発させ、満面の笑みでそらに抱き着いた。
幸せは長くは続かず…Takiが漏らした不安「気持ちが変わってる」
中間告白後、Takiとそらはアトリエからの帰り道で手を繋ぐなど、仲睦まじい様子を見せていたが、やがて2人の恋に暗雲が漂い始める。第7話でTakiは「（そらが）どんどん気持ちが変わってる。気づいてるけど」と不安を吐露。そんな中、なえなのがコウヘイの他に気になっていた男子が、そらだと判明する。なえなのからそらへの想いを打ち明けられた際、Takiは気丈に振る舞い、「一緒に頑張ろう」と言葉をかけた。しかし、その後Takiはアトリエの隅で1人涙を流していたのだった。なお、なえなのはそらを「月LINE」で誘いデートへ行くが、その直後に「オオカミ投票」の結果発表が行われ、脱落が決定。そらとの恋が進展することはなかった。
一方Takiは、「オオカミ投票」の結果が発表される直前に、そらと2人きりの時間を過ごし、心の中にあおいがいるのではないかと指摘。気持ちを固めてほしいと訴えた。そして第9話のラストで、そらは「月LINE」を送信。そらから「月LINE」の使用を宣言するメッセージが届いた際、Takiはあおいが誘われると思い込み、涙を流した。しかし、誘われたのが自分だとわかると、Takiは泣き顔から一転、笑顔に。一喜一憂するのは、本気でそらを想っているからこそ。スタジオのMC陣からも「いい月LINEであってほしい」と祈る声が上がっていた。
恋の終わりを告げられTaki大号泣…最後の願いは「FRIENDS」
だが、この「月LINE」は、Takiの恋に切ない結末をもたらすことになった。第10話でそらとTakiは、アトリエ作業後に待ち合わせをし、手持ち花火を楽しんだ。花火をするのが初めてだったTakiは、嬉しそうな様子を見せていた。しかし、そんな和やかな時間はやがて終わりを迎えた。そらは、中間告白時の気持ちに嘘はないと前置きした上で「完全に頭の中からあおいちゃんがいなくなったわけじゃなかった」と正直に告白。続けて「やっぱり自分の中で一番大きいのってあおいちゃんなんだなって、自分の気持ちに整理がついた」と、悩んだ末に出した答えをTakiに告げた。
Takiは「そらくんが幸せになったらTakiは大丈夫。本当にそらくんと出会って良かったなっていつも、今もずっと思ってる」と、そらへの想いを切々と吐露。涙で声を震わせながら「私は、逆に、ありがとう」と、感謝を伝えた。人前ではなるべく泣かないように努めてきたTakiだったが、この時ばかりは涙を我慢できなかったようだ。そらに泣き顔を見られないように顔を背け、嗚咽を漏らしながら泣いていた。それでも最後は、必死に明るく振る舞い、「お願いしていい？」と切り出すと、「FRIENDS」とそらに手を差し出した。そらはTakiの手を握り、「ありがとう」と何度も感謝。そらが立ち去った後、Takiは肩を震わせ、1人で号泣していた。
切ない恋の結末に視聴者も涙…応援コメントが続々
本番組の公式Instagramには「マジで泣いた、タキちゃんいい子すぎて」「恋オオカミで一番泣きました」「FRIENDで泣いた」「思い出しただけで泣いちゃう。たきちゃんはほんとに素晴らしい女性」「Takiちゃんを想うと苦しくて切なくて涙が止まりませんでした、なんて素敵な人なの」といった声が寄せられており、もらい泣きした視聴者も多かった様子。
さらに「タキちゃんには絶対絶対幸せになって欲しい」「自分の気持ちに嘘をつかずにそらくん頑張ったよ、、たきちゃんも辛いかもだけどきっと素敵な恋が待ってるはず！」「たきちゃんの発する言葉全てが優し過ぎて。たきちゃん心が綺麗過ぎませんか。幸せになって欲しい。たきちゃんの幸せをずっと願ってます」「めっちゃ泣きました。どうか最後は幸せに…」などと、応援のコメントが相次いでいる。
残すところあと2話となる中、終わりを迎えたTakiの恋。Takiはこれまでそら一筋で、他の男子に目を向ける様子はなかったが、今回の失恋を受け、新たな恋に踏み出すのか？Takiの幸せを願いつつ、恋の行方を見守りたい。『恋とオオカミには騙されない』第11話は、4月25日（日）夜10時～放送。
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