24日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、竹山が昨今の「リアクション芸」の衰退を嘆く一幕があった。
▶見逃し配信中:カンニング竹山、リアクション芸の衰退について持論を展開(2分頃~)
オープニングトークで竹山は、バラエティ番組における「体を張る仕事」と「リアクション芸」について言及。最近「ちょっとヤバいなと思った」と思ったことがあるのだそう。
いわゆる「爆破」や「落とし穴」をはじめ、「泥だらけになる」「白い粉まみれになる」などのバラエティならではの仕事について「すごくアドレナリンが出たりして楽しかったんです」と、気持ちのたかぶる仕事であると説明した竹山。
竹山はその手の仕事の先駆者であるダチョウ倶楽部や出川哲朗と一緒になると「あの落ち方違いましたかね?」「あの落ち方はいいんじゃねえか」といったアドバイスをしてもらうこともあったのだとか。
竹山は、最近のテレビ業界でその手のリアクション芸が求められる仕事が減ってきていると嘆きつつも、『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)などの頭を使った大喜利番組の台頭について「それはそれですごく素敵なことだと」とコメント。若手の漫才やコントについても「ネタがものすごくレベルアップしている」と評価した。
しかし「一方そういうところで、テレビでそうやって体を使ったものがなくなってきているから、そういう若手が育っていない。実際に育ったとしても、そういう仕事がテレビ界でない」と分析。
ビートたけしによるたけし軍団が作りあげ、ダチョウ倶楽部や出川が継承してきたリアクション芸というジャンルについて「もしかしたら、だんだん廃れていくのかもしれないな」と、テレビ界や芸人にとっては問題なのではないかと持論を展開した。