ますますの活躍が期待される8人の若手俳優が、毎回キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける「ABEMA」オリジナル恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい～KISS or kiss～』（以下、ドラ恋）が5月1日（土）夜11時から放送される。前シーズンに引き続き、メンバーは一つ屋根の下に共同生活をしながらドラマ撮影に挑む。メンバーたちが真剣に芝居に打ち込む姿、恋愛に涙する姿など、リアルな模様が視聴者の心をつかんで離さない同番組。今回は、いったいどんなドラマが繰り広げられるのか。新メンバーの吉永アユリ（以下、アユリ）に意気込みを聞いた。
これまでの『ドラ恋』を視聴者として楽しんでいたというアユリ。『ドラ恋』の印象について「芝居に恋愛、共同生活、オーディションに落ちたときの悔しさとか、好きな人が別の女性の人とキスシーンをするのを見るときの辛さとか……。出演者のみんなは、短期間でいろんな感情が渦巻いてものすごく忙しいだろうなと思いながら見ていました」と語る。
子役から芸能活動をスタートし、芸歴は12年。今回のメンバーの中で一番長いキャリアを持つアユリ。『ウルトラマンタイガ』のヒロイン・旭川ピリカ役を務めたこともあり、ほかのメンバーに演技で負けるわけにはいかない。「絶対に主役を2回以上は取りたい！」と意気込み。
その一方で、キャリアが長いからこそ恋愛に対しては不安もあるという。「これまで俳優さんは仕事仲間としてしか見たことがありません。芸歴が長い分、俳優同士の恋愛はタブーなことだとずっと思っていました。今回、私が恋愛する姿を視聴者のみんなはどう思うのか心配でした」と心境を明かした。
不安は経験者の言葉で払しょくされた。友人であり、シーズン2に出演していたコウ（七瀬公）に相談したところ、「コウ君は『もしマイナスなことを言われても、それは人気の証。気になったとしてもすぐに終わるし、デメリットは一つもないよ』とアドバイスしてくれました。その言葉で一気にやる気が出ました」と迷いは吹き飛んだ。
最後に、ドラ恋出演の意気込みを尋ねると「これまでは演じてきた役は『可愛らしい女の子』が多かったんです。でも、本当の私は男らしくて、サバサバした性格。『ドラ恋』に出演して素の部分を見てもらうことで、女優としての幅も広がったら嬉しいうれしいです」と語ってくれた。
取材・文：氏家裕子
写真：You Ishii
