3日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、お笑いコンビのミルクボーイが『M-1』で優勝するためのアドバイスを披露した。
この日は「史上最強王者 ミルクボーイと考える! M-1の勝ち方大研究SP」と題して、ゲストに『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で優勝したミルクボーイと、決勝進出の経験を持つウエストランド・井口浩之を招いて「M-1学」を語り尽くした。
トークテーマが「『M-1』を優勝するのに、意外と大切だと思うポイント」になると、ミルクボーイ・内海崇は「リハーサルでも(本番用の)靴にはきかえる」と発表。決勝戦の前には登場シーンを練習させてもらえるそうで、階段を降りるときなど私服のスニーカーでやるのと本番用の革靴でやるのでは「感じが絶対に違う」と、本番に近い環境を整えるべきだと説明した。
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さらに内海は『M-1』の決勝に行くためのアドバイスとして「前年までのM-1で出た印象に残っているワードは避ける」と書かれたフリップを出すと、スピードワゴンの2人は「おお!」と共感。ミルクボーイであれば「コーンフレーク」、マヂカルラブリーであれば「つり革」といった、世間に強烈な印象が残っている言葉をネタに入れるべきではないと語った。
ミルクボーイ・駒場孝は優勝するためのポイントとして「ちょっとださい事も全部やる。」と書かれたフリップを提示。駒場自身、出囃子(でばやし)と言われる登場時のBGMを繰り返し聴いて、どこにいても『M-1』の感覚を持つようにするといったストイックな準備を積み重ねてきたという。
駒場は必死すぎて「ダサい」と言われるようなことこそやるべきだとして「そんなに(『M-1』に)出たいんやったらやること全部やったほうがいい、カッコつけんと」と、すがれるものには全部すがるべきだと熱弁を振るった。
しかし駒場は真面目すぎる性格ゆえか、『M-1』の決勝に向けてやらなければいけないジンクスやルーティンがどんどん増えていったそうで「優勝してなかったらそれを継続していたと思うので……どうなってたかわからない」と、ルーティンに埋もれていたかもしれないとコメント。小沢一敬は「1日2千個ぐらい?」と誇張しつつも「メチャクチャいい話」「すごく刺さる」と絶賛していた。