吉永小百合主演映画『いのちの停車場』が5月12日(金)より公開。この度、同作を鑑賞した各界著名人よりコメントが到着した。

 「世代を超える、感動のヒューマン医療ドラマ」の本作。劇場公開に先駆けて本作を鑑賞いただいた女優の米倉涼子や、映画『浅田家』の主人公のモデルとなった写真家・浅田政志、形成外科医でタレントの西川史子、元看護師で芸人・おかずクラブのオカリナ、モデル・タレントのアン ミカ、アスリート・タレントの浜口京子、本作の舞台・石川県出身で女性アイドルグループJuice=Juice元メンバーの宮崎由加ら、各界の著名人から感動と絶賛の声がどどいた。

 さらに、若い世代からカリスマ的な人気をもち、「TikTok TOHO Film Festival 2021」の審査員も務めるTikTokクリエイターのしんのすけからは、若者にとって難しく重い作品・テーマと思われがちな本作について、わかりやすく魅力を解説した特別映像も到着。

 訪問医療を通して、さまざまな患者・家族とのエピソードが描かれる本作を「全世代、あらゆる世代、自分に引っかかるところが絶対にある!共感部分がすごく多い」と語りつつ「しかも予想を裏切られるところがある!普通のようで実はすごく普通じゃない、凄く不思議な映画、誰でも優しいと感じられる映画」と解説。さらに、吉永、松坂、広瀬が演じるまほろば診療所メンバーの「前向きにさせるような接し方に、僕らが何ができるかすごく考えやすい」と劇中を振り返り、自身によくアドバイスを求める悩める若い世代に対して「答えの1つが絶対にこの作品にはある」と力強いメッセージを贈っている。

著名人コメント一覧

米倉涼子(女優)

この世に命を授かった誰しもが生と死に向き合い、受け止めていく改めて生の尊さを感じた2時間でした。吉永小百合さん演じ
る咲和子先生をはじめ皆さんの作る冷たくて温かい世界に気がつけば涙がハラハラと落ちていました。

浅田政志(写真家)

スクリーンに映し出される物語は、私自身にとって極めて身近なことでした。悲しいことはなるべくなら考えたくは無いけれど、生きていれば別れの時が必ず訪れる。その時、自分はどのように向き合うことができるだろうか?答えは無いかもしれないが、まほろば診療所の人たちと共に、穏やかな気持ちで考えることができた。この映画は、一人でではなく、大切な人と一緒に観ることを薦めたい。

西川史子(形成外科医)

脚本が医師ならではのリアルで衝撃的な作品でした。私自身、昨年から病院に復帰し、毎日人生や命の大切さを考え、患者さんとの向き合い方に正解はないと痛感しています。医療行為を行うだけが医師ではなく、寄り添って心の支えになることも大切な仕事だと思います。コロナ禍でそれまでとは全く違う生活を送る中、多くのことを思う1年でした。誰にでもいつか必ず訪れる死。命のしまいかたを考えるきっかけとなるはずです。

おかずクラブ・オカリナ(芸人)

私は前職が看護師だったこともあり、人がいずれ死んでしまうことを実感することは多かったと思います。それでも自分や大切な人たちに置き換えて考えることは出来ていません。自分の死に際は誰にも邪魔されたくないのに、身内にはそれができない。そんな時に”まほろば診療所”の方たちが寄り添ってくれたら、自分なりに一番良い答えを出せそうだと感じました。

アン ミカ(モデル・タレント)

観終った後、大切な人に会いたい、声を聴き感謝を伝えたい、話したいという気持ちが高まり、優しくポジティブになれ、心が温まった。今ある一つ一つの時間に感謝し、より今を大切に生きたい、そう感じさせてくれる映画でした。

浜口京子(アスリート・タレント)

私を信じてくれた父。毎日バス停で迎えてくれた母。いまの私があるのは両親のおかげ――。この映画で忘れかけていた、大切なものに気づくことができた。私の胸のなかの大きな鐘が何度も打ち鳴らされ、心が揺れ動き、誰かの優しさが、人を強く、たくましくするんだと改めて感じさせてくれた。

宮崎由加(タレント)

家族や友達など、会いたい人に気軽に会いに行くことが難しいこのコロナ禍で、改めて「いのち」についてより深く考えるきっかけになった映画でした。それぞれの人生がそれぞれの時間でそれぞれの価値観で流れていて、単純ではない様々な感情で胸がいっぱいになり涙が何度も流れてきました。自分が歳を重ねる度に何度も見返して、その時々の自分の感じ方を大切にしたい映画です。

(c)2021「いのちの停車場」製作委員会

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