ド平凡女子高生が、外見至上主義の世の中に一石を投じる胸キュン恋愛青春ドラマ『ブラックシンデレラ』がABEMAで好評放送中。顔に傷を負ってしまった主人公・愛波(莉子)と、それを取り巻く完全無欠イケメン・圭吾(神尾楓珠)&ミステリアスイケメン・空(板垣瑞生)の三角関係も本格化し、そこに圭吾のセレブ婚約者・百合(愛花)も加わった四角関係に発展途上真っただ中だ。しかし解せないのは、空のミスコン嫌い。愛波に好意を寄せる空が、なぜ愛波が幼少期から憧れていたミスコンに対していまだ根強い嫌悪感を持ち続けているのか?好きな子が抱く夢は応援すべきでは?答えは、第4話で初登場する空の姉にありそうだ。
▶︎映像:美の頂点に立ったが故の不幸とジレンマ描く!『ブラックシンデレラ』第4話
クリスマスの夜に空から愛の告白を受けた愛波。しかし傷のある容姿を理由に、すべてに消極的な愛波は答えを保留する。ミステリアスだが包容力には定評のある空はその気持ちを尊重し「まずは友達としてよろしく」とジェントルマン対応で、愛波を安心させる。
そんな中、愛波の事故以来自粛されていた学園内コンテストが百合のセレブ母の采配により再開されることに。愛波に対する空の告白を目撃し、愛波のネガティブ先祖返りを知る圭吾は、自信を取り戻してもらいたい一心で愛波にミスコン再出場を打診する。幼少期に見たミス清蘭の美しさと優しさに憧れて愛波がミスコンを目指したことを知る、圭吾の優しさである。
一方、二人の会話から愛波がミスコンに憧れた理由を初めて知った空は、言葉に詰まる愛波の姿を見かねて、放課後デートに誘う。到着したのは空の姉・ルイ(鈴木愛理)が営む江戸切子の工房。その姉・ルイこそ、愛波がミスコンを夢見るきっかけとなったミス清蘭だった。愛波の幼少期エピソードからピンときた空が、念願の再会の場を作ってくれたのだ。
実の姉があのミス清蘭。ならば空はどうしてミスコンを毛嫌いするのか?その理由はルイの過去にあった。ルイは愛波にこう打ち明ける。「なんていうか疲れちゃったんだよね。綺麗でいなきゃいけない圧っていうか。自分が自分じゃなくなっていく感じ」とミス獲得後に精神を病んでしまったことを告白する。療養のためにルイはしばらく田舎で暮らしていたが、江戸切子に出会ったことで復活。今では江戸切子に生きがいを感じ、本当の意味で輝いて生きているのだ。
幼少期の愛波の目にはキラキラと眩しかったルイ。しかし現実は予想以上に厳しいものだった。知られざる修羅の道に絶句する愛波に空は「俺はミスコンが嫌いだ。姉ちゃんが苦しい思いをしたのも見ていたし…」とアンチ・ミスコンになった理由を打ち明け「だから見せたかった。やりたいことやってあの時よりずっと輝いてる姉ちゃんの姿を」と再会させた真意を説明する。そして「ミスコンなんて出なくても、愛波は充分だよ」ととどめの一発。
美の頂点に立ったことで生まれたジレンマを間近にし、空の本音に胸を打たれた愛波。しかし圭吾からは幼少期からの夢であるミスコンへの出場を勧められている。揺れる愛波の胸中。愛波はどのような答えを出すのか?そして明かされる、圭吾が隠し通してきた衝撃的事実。『ブラックシンデレラ』から目を離すなかれ!