「ナスD大冒険TV」で配信中の「1人ぼっちの無人島0円生活~巨大鮫が眠る島 編~」の中で、ナスDから「腐敗と発酵」に関する豆知識が語られた。
ネパール奥ドルポで幾多の峠を越え、ついに辿り着いたヒマラヤ最奥の集落・ティンギュー。数日間にわたる取材を終え、ナスDが帰国すると、今度は無人島へと直行し“1人ぼっちの無人島0円生活”ロケを敢行。バイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)の2人がこのロケの様子を見守る。
無人島生活12日目(延長8日目)。50kgの巨大寒天サメスイーツ完食を目指すナスDだが、食べ続けて3日間が経過。しかしここは無人島で当然冷蔵庫はない。気になるのは腐敗だ。
そこで番組では「腐敗と発酵」に関する豆知識が展開された。基本的にどちらも微生物の菌の働きによって起こる現象で、人に有益なものが発酵、有害なものが腐敗と分類されているという。
▶映像:ナスD、「腐敗と発酵」の違い“豆知識”を明かす(3分頃~)
空気中には様々な菌が存在していて、常温の20度で菌は増殖して、食べ物を腐敗させる。その食べ物の腐敗を防ぐために作られたのが冷蔵庫だ。冷蔵庫の約6度以下の低い温度の中では、菌の増殖を抑えられ、腐敗を遅らせる事が出来る。
冷蔵庫の無い時代に食べ物を長持ちさせるために、発酵というものが生まれた。代表的なのは納豆で、諸説はあるが納豆は縄文時代から食べられてきたと言われている。
当時の縦穴式住居には、寝ワラが敷いてあったそうで、納豆菌はワラの中にいて、湿った暖かい場所を好むが、竪穴式住居には、中に炉があって暖かかったので、まさに納豆菌の住処とも言える状態だった。そして食べていた煮豆が床に落ち、納豆菌が付着して、納豆が誕生したという説がある。
そのほか、味噌や醤油は麹菌。ヨーグルトやキムチ、チーズなどは乳酸菌による発酵だ。これらの菌は人体に無害だが、中には人に有害な毒素を作る菌がいて、その毒素に犯された状態が腐敗。この腐敗した物を食べると、その菌が体内で消化した物を食べて毒素を作り続ける。この毒素を腸が感知して、毒素を早く排出しようと、腸内に水分が分泌される。これがお腹がくだるという状態だ。つまりお腹がくだっているのは"なんとかこの菌を出そう、完治しよう”と腸が正常に働いている証拠なんだそうだ。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)
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