「ナスD大冒険TV」で配信中の「1人ぼっちの無人島0円生活~巨大鮫が眠る島 編~」の中で、ナスDの口から過酷な仕事に向かう原動力が語られた。
ネパール奥ドルポで幾多の峠を越え、ついに辿り着いたヒマラヤ最奥の集落・ティンギュー。数日間にわたる取材を終え、ナスDが帰国すると、今度は無人島へと直行し“1人ぼっちの無人島0円生活”ロケを敢行。バイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)の2人がこのロケの様子を見守る。
無人島生活12日目(延長8日目)。ついに50kgの巨大寒天サメスイーツ完食を達成したナスD。食べ続けて3日間の中で相当厳しそうな場面もあったが、見事にやり切った。これまでもメディアを通じ、過酷な状況を乗り越える姿を視聴者に届けてきたが、今回もサメ1匹を釣り上げ、おまけに無人島という過酷な環境下で完食してみせた。ナスDを突き動かすものとはいったい何なのか?
▶映像:ナスD、過酷な仕事に向かう原動力を明かす(14分45秒頃~)
ナスDはカメラが回ってない中でスタッフに対し秘めた思いを告白した。「元々、無人島生活というものを自分が作ったきっかけは、2002年、夏の新聞記事に近頃の子供たちは外に遊びに行かずに、家でゲームばかりしていると書かれてあったこと。自分が無人島生活を作ることで、全国の子供の1人でもいいから『お父さん、今年は無人島に連れて行ってよ』という子供が出来たら良いなっていう。今でもそれにスゴい近い気持ちがあるかもしれないです」。
「今回、サメを獲りにいくっていう所で、ちょっと子供が見てくれるんじゃないかなっていう期待があった。それと、こういう崖の上で釣ったサメしか食べないみたいな、過酷な中でも“こんなに楽しいんだよ”とか、“サメってこんなに美味しく食べられるんだよ”というのを見せて、子供がドキドキ・ワクワクしてくれたらいいなって。だから、なるべく海の情報とか、サメの情報とか、全部知っている事を、細かくVTRの中に入れ込むようにした」。
「あとは、すごく簡単なことです。テレビ朝日の上司が、『今年も出ろよ』と言ってくれた事です。それがきっかけだし、やるんだったら、当然やり切りますよっていう話なんです。自分はそんな才能もないし、全て上手くない。だから努力で補うしか無い。努力は絶対人よりしている。努力は完璧に人より多く、短い期間でする。今回も、最後、気絶しそうになりながらも折れずにやりましたからね」。
その上で「視聴者に良い物を見せようと思ってこれまでずっとやってきた。そうやって歩んできたから、今があるんです。そんなすごい超人じゃないですけど、リアルにやり通せる、やり切れるという姿を見せたかった。今回は子供に見せる形を取ったけど、自分が体を張る事で、同年代とかちょっと上の人が元気になればいいなというのもあった」と伝えていた。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)
この記事の画像一覧