17日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、井戸田潤がタモリを尊敬するあまりにおこした行動で、大失敗をしてしまったエピソードが暴露される一幕があった。
この日は「タモリ・たけし・さんま お笑いBIG3 スペシャル」と題して、タモリ、ビートたけし、明石家さんまのそれぞれにゆかりがある、松尾伴内、岩井ジョニ男、飯窪春菜をゲストに招き、超大御所3人に関する数々のエピソードが披露された。
「嘘か本当か!? BIG3都市伝説」のコーナーでは、巷でささやかれているBIG3の仰天エピソードが真実なのかをゲストたちと検証。タモリに関する都市伝説として「白紙の弔辞は『面倒くさかったから』」が紹介された。
これは、故・赤塚不二夫さんの葬儀・告別式でタモリが感動的な弔辞を述べたが、のちに手に持っていたのは白紙で、弔辞の内容がすべてアドリブだったことが明らかになったというエピソード。白紙の理由を聞かれたタモリは「面倒くさかったから」と答えたそうだ。
タモリの付き人だった岩井は「僕の知るタモリさんの性格」と前置きして、赤塚さんを前にその場で出てきた本心を話したかったのではないかと推察。「面倒くさかったから、ということじゃない」と自分なりの考えを述べると、井戸田潤が「そこに照れがあって、そう(面倒くさいと)言って済ませてるってことだよね、タモリさんが多分」と補足した。
すると小沢一敬が、赤塚さんの死後およそ1年度に井戸田の父親が他界したときの葬儀のエピソードを告白。NSC(吉本総合芸能学院)時代、タモリへの憧れから「イトリ」と自称していたという井戸田はタモリの行動を真似しようと、あいさつの際に原稿を持たずに登場したそう。
▶映像:スピワ井戸田、タモリに憧れるあまりお葬式でやってしまった失態(1時間9分頃~)
そこで井戸田は「父親のオモシロエピソードトーク」を敢行したが、お葬式の場で笑い声は起きず、完全に「スベッた」状態に。葬儀に参列していた小沢はその様子を「コワ……」とドン引きして見ていたが、状況を打開しようとした井戸田は「実は今日、この会場に相方の小沢さんが来ています」と小沢を呼び出し、5分間の漫才をおこなったのだとか。
結果について「まったくウケなかった」と振り返った小沢は「これがイトリの“渋い”エピソード」と言い放つと、井戸田は「頭が白紙、真っ白でした」とまとめてスタジオの笑いを誘っていた。