毎週日曜日よる9時~放送中の、ダンス&ボーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBEの青春応援バラエティ番組ABEMA『GENERATIONS高校TV』。23日の放送回は「声優科」第2弾で、前回に続き特別講師として声優・梶裕貴が登場。先日完結した人気漫画『進撃の巨人』のアニメ版で主人公のエレン・イェーガー役を務める梶が、印象的なシーンを明かした。
▶映像:梶裕貴、『進撃の巨人』で涙したエレンの台詞に数原龍友が感情高ぶり…
梶裕貴、第4期の練習で号泣したシーン「戦わなければ勝てない、戦え、戦え」
世界中で人気の『進撃の巨人』は、巨人がすべてを支配する世界で人類対巨人の戦いを描くダークファンタジー。漫画は2009年9月より『別冊少年マガジン』にて連載がスタートし、今年4月発売号をもって11年7か月にわたる連載が完結した。電子書籍を含む単行本累計発行部数が1億部を突破するなどメガヒット作品となっている。そしてアニメ版は第1期が2013年4月~9月、第2期が2017年4月~6月、第3期が2018年7月~10月および2019年4月~7月、そして第4期(The Final Season)Part.1が2020年12月~2021年3月に放送された。
2013年から8年間同作品に関わってきた梶は、印象に残っているシーンについて「挙げだしたら、それだけで放送時間(すべて)喋っちゃう」というほどたくさんあることを告白。そして最新シーズンである第4期の台本を読んでいた時、号泣するシーンがあったと明かした。
梶は「第1期で、壁に開いてしまった穴を、巨人がいっぱい入ってきてしまうので、(エレンが)岩を持って塞がなきゃいけないっていう、人類の希望を背負った任務をこなすんですけど、その時に自分に発破をかけるように、『戦え、戦え』って、奮い立たせるセリフがあるんです」と語り、「当時、自分の中で“奮え”ながら、全力でエレンと心を重ねて、相手の巨人と戦うシーンを演じていたんですけど、『戦わなければ勝てない』『戦え、戦え』というまったく同じセリフが第4期にも登場して…」「もはや(真実を知り、大人に近づいて)雰囲気の変わってしまったエレンが、『戦え』って、自分を鼓舞する同じセリフですけど、意味合いがかなり違って聞こえるんですよね。なんのために戦うのか?何を犠牲にしているのか?自分はその犠牲を払ってでも戦わなければいけない、勝たなければいけない。自分に言い聞かせているあのセリフが本当に辛くて」と語り、「元々原作で話は知っていたんですけど、家で練習している時に涙が止まらなくなっちゃって…。こんなにも時が経って同じ言葉なのに、彼にとって意味合いが変わってしまうんだなって」と胸の内を明かした。
いつもわちゃわちゃと騒々しいGENEも、熱く語る梶の話を食い入るように聞き、教室は静まり返った状態に。ただ、メンバー随一の『進撃の巨人』ファンである龍友は「うん」「そう」などと相槌をうっており、「最初の話に出てきてたことが、また同じ描写で描かれてるのよ」「伏線だらけ」と熱弁。
さらに、梶の「本当に伏線だらけなので、最新話を読んでからまた1話から見返すと、新しい面白さがある作品」という言葉に、「別人になっちゃってるの。世の中を知らないエレンと今が。そのエレンの葛藤とか成長に合わせて、役の声色とかを考えて、勿論やられてるんだと思って、勝手に想像しちゃうと、観たいの今」「今すぐ。もういいかな?帰って」と、梶の話を聞いて改めて見返したくてたまらなくなった様子を見せ、全員の笑いを誘っていた。
来週は2017年に放送した新潟県立新発田農業高校編を限定復活!さらに翌週6月6日は、メンバーのお願いを叶える新企画「GENE高リクエスト」。初回は涼太のお願い「幼馴染と想い出作りがしたい」を叶えることになるが、なぜか涼太がお笑い芸人・オジンオズボーンからお笑いレッスンを受け漫才も披露することに!?次回『GENERATIONS高校TV』は5月30日よる9時~放送。