IOC=国際オリンピック委員会のコーツ調整委員長が21日、「期間中に緊急事態宣言が出されていても開催する」との考えを示したことに批判が集まっている。
22日夜のABEMA『NewsBAR橋下』に出演した落語家の立川志らくは「コーツさんにしてもバッハさんにしても、これだけ日本人の国民感情を逆なでしてしまうと、開催するしないに関わらず、オリンピックに対する印象が悪くってしまう。ものすごく上から目線だし、“お前たちの命よりも俺たちのカネの方が大事だ”って言っているように聞こえてしまう。なんで喧嘩を売るようなことを言うのか」とコメント。
「もし開催したことで感染爆発してしまったら、IOCの人たちは責任を取ってくれるのか。その可能性はゼロじゃないんだから、“もしこうなったこういう手当をいたします、こういたします”って言ってくれないと。もう今年はやめたほうがいいと思う」。
橋下徹氏も「きちんと感染対策をやっている事業者については営業を認めてほしいというのが僕の思いだし、これからワクチン接種も進んでくるわけなので、オリンピックも感染対策をきちんとやった上で、できるんだったらやってほしいと思う。
ただ、IOC幹部は“特権階級”丸出し。バッハさんにしてもコーツさんにしても放映権収入のことだけを考えて、日本の国のことはどうでもいい、というような雰囲気を感じてしまう」と話していた。