アニメ「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」第8話では、家出少女・荻原沙優(CV:市ノ瀬加那)が「実家に帰らなきゃ」と思い悩む姿が描かれた。
「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」は、しめさば氏が手掛ける同名ライトノベルが原作。サラリーマンの主人公・吉田(CV:興津和幸)と、女子高生・荻原沙優の奇妙な共同生活を描いたラブコメディだ。
第7話は、吉田に想いを寄せる後輩・三島柚葉(CV:石原夏織)と吉田の関係に変化があった。三島は、退社後に吉田をデートに誘ってみるも、「沙優が家でご飯作って待っているから」と断られてしまう。さらに、「俺なんかと一体何を話すんだ?」と苦笑する吉田に対して、三島は「そうやって、自分の価値観だけで選択しちゃうの良くないです!」と反論した。そして、気持ちを抑えきれなくなった三島は「私は吉田先輩のことが好きなんですよ!」と素直な心情を伝えた。ストレートな気持ちをぶつけた三島に、視聴者からは「積極的な姿勢が可愛い」「キュンキュンする」などの反響が寄せられた。
5月24日より順次放送中の最新話「夏祭り」では、沙優が、吉田との思い出づくりのために、彼と一緒に夏祭りに出かけた。夏祭りの花火を見終わった沙優は、「吉田さん以外の人には、別の名前を名乗ってたんだ。でも、吉田さんに名前を聞かれた時は、するっと本名言っちゃったんだよね。本名も言っちゃって、もうこれ以上逃げ続けるのも無理かもって。最初はそんな消極的なこと考えてたんだ」と告白した。
沙優の兄・荻原一颯(CV:鳥海浩輔)が「沙優を引き取りに来ました」と吉田の家を訪問するシーンもあり、2人の同居生活の終わりを予感させる展開となった最新話。Twitter上では「お兄さん、怒ってる感じもしないし感情が読めないな」「刻一刻と時間がなくなっていく…」「なんで特定出来たんだろう?」「予想してた展開とはいえ悲しいな…」「修羅場になりそうな予感」といった声が続々と上がっていた。
第8話「夏祭り」
【あらすじ】
高級車に乗っていた人物は、沙優の兄・荻原一颯だった。兄が仕事の多忙を押して沙優の消息を捜していたことは明白だった。沙優にとっては事態急変だが、実家へ戻るまでの猶予はもうほとんど残っていない。“今しかできない、本当にしたいこと”を自問自答する沙優。その時ふと目に入ったのは、夏祭りの告知ポスターだった。
(C)しめさば・KADOKAWA/『ひげひろ』製作委員会