俳優の中村倫也(34)が、8月から都内で開催する展覧会「バンクシーって誰?展」のアンバサダーに就任。27日、記者会見に出席した。
この展覧会は、世界中で注目を集める覆面アーティスト・バンクシーに焦点を当て、プライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品や、バンクシーの活動を再現した街並みが展示される。
記者会見に出席した中村は、「なんで僕のところにアンバサダーが来たのかな?と思いました。ネットニュースやテレビでいろいろ取り上げられていたシュレッダーの作品について調べたら、メッセージ性のあるアートばかりだけれども(バンクシーの)素性が謎で、興味が湧きました。ちゃんと魅力を伝えられるアンバサダーになりたい」と、アンバサダーとしての仕事に対し、前向きに語った。
また、バンクシーに憧れもあるといいい、「センスがいいと思います。いろいろなメッセージ性があるんですけれど、それをアートで表現してちょっと間違えると、お寒い感じになりかねないと思うんです。でも、それだけ世界中で影響力を持って、興味を持たれていて、価値のあるものになっているのは、センスが光っているんだろうなと思いますし、そういうアウトプットの仕方は、同じ表現者として、かっこいいなと憧れる部分があります」と語った。
一方、CM、ドラマ、映画と引っぱりだこにも関わらず、街中で人に気づかれないことについて、「舞台に出演して、帰りの電車に乗っている時、舞台の感想を言っている方のすぐ横にいたことがあるくらい、普通に歩いています。逆にちょっと顔バレしたいくらいです。『ここでは静かに』ってやりたいです」と明かした。
イベント終了後、中村のTwitterには、「中村倫也が電車に乗るわけない」「プライベートもカメレオン俳優?」「気づかれてないんじゃなく、みんな気絶しているんだと思う」など多数のコメントが寄せられた。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)