アニメ「憂国のモリアーティ」第20話は、主人公・ウィリアム(CV:斉藤壮馬)と“メディア王”の異名を持つミルヴァートン(CV:野島健児)による対決の始まりを予感させるエピソードだった。
【映像】ウィリアム、民衆の前でホワイトリーを急襲(19分ごろ~)
「憂国のモリアーティ」は、「ジャンプSQ.」(集英社)にて連載中の同名漫画(構成:竹内良輔氏/漫画:三好輝氏)が原作。19世紀末のイギリスを舞台に、“犯罪卿”という裏の顔を持つ大学教授のウィリアム・ジェームズ・モリアーティが、仲間とともに腐敗した階級制度を打ち砕くために奮闘する。
前回放送された第19話では、モリアーティ陣営が「平等な社会を実現する」という志を持つ若手議員・ホワイトリー(CV:武内駿輔)と接触した。さらに、情報を操作して人々の心を操る“脅迫王”でもあるミルヴァートンが、貴族院からの依頼を受けて、ホワイトリーの排除を企んでいることも判明。モリアーティ家の長男・アルバート(CV:佐藤拓也)が前髪を下ろした姿でウィリアムと話す様子も描かれ、視聴者も「たまらん!!」「一気に兄様ファンが増える気がする…」「色気ハンパない」と大興奮だった。
5月30日より順次放送中の第20話「ロンドンの騎士 第二幕」では、ミルヴァートンの策略によって、ホワイトリーが殺人の罪を犯してしまった。ウィリアムは、事件の黒幕がミルヴァートンであることを知ると、民衆の前でホワイトリーを急襲。「一連の事件は全て私が企てたこと。この犯罪卿がね」と民衆に告げて、自らホワイトリーの罪を背負うのだった。
ウィリアムが「“必要悪”と“純粋悪”、どちらが勝るか。雌雄を決するとしよう、ミルヴァートン」と呟くシーンもあり、Twitter上では「名セリフに鳥肌立った」「ウィリアム様が尊すぎて何も言えない」「本当に悲しくて胸痛いわ」「表情が切ない…」「熱い展開になってきた」といったコメントが相次いでいた。
第20話「ロンドンの騎士 第二幕」
【あらすじ】
アルバートから貴族院の不正の証拠となる資料を受け取ったホワイトリーは、貴族院との取引を試みるため、一人で交渉場所に向かう。しかしそこに待っていたのは脅迫王・ミルヴァートンだった。ホワイトリーがミルヴァートンに取引を持ち掛ける中、最愛の弟にミルヴァートンの魔の手が差し迫る……。
(C)竹内良輔・三好 輝/集英社・憂国のモリアーティ製作委員会