2歳の時に両親を亡くしたkemio「愛をたくさんもらった」育ててくれた祖父母への想い
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 若者世代からカリスマ的人気を誇る動画クリエイター・kemio(25)に密着した、ABEMAのオリジナルドキュメンタリー番組『MILLENNIAL /ミレニアル』が、6月3日(木)よる11時よりABEMAにて放送。早くに両親を亡くした過去や、自分を変えるきっかけとなった高校での出会いなど、kemioの生い立ちが明かされている。

 『MILLENNIA    L /ミレニアル』は、2000年代以降に成人を迎えた、もしくは迎える世代である“ミレニアル世代”に特化した、ABEMA初となるオリジナルドキュメンタリー番組。さまざまな分野で活躍する“ミレニアル世代”の若者に密着し、彼らの等身大の姿を同世代の視聴者に向けて届けていく。

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 今回の主人公は、YouTubeの登録者数196万人を誇る、人気動画クリエイターのkemio。10代の頃、6秒の動画アプリ「Vine」に投稿した“高校生あるある”が注目を集め、インフルエンサーの先駆けに。2年前に出版したエッセイでは、ゲイであることをカミングアウトし、大きな反響を呼んだ。そして、日本での活躍がますます期待される中、2016年末にアメリカへ拠点を移し、2019年からニューヨークでの生活をスタートさせた。

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 現在25歳、若者を中心に絶大な支持を得ているkemio。1995年、東京都町田市で生まれた彼は、2歳の時に両親を事故で亡くした。育ててくれたのは、母方の祖父母だった。祖母は、小学校の保護者会などに来る度に「若いお母さんに負けないように頑張らなきゃ」と口癖のように言っていたそうだ。しかし、kemioが同級生の母親と祖母を比べて、気にするようなことは一切なく、祖父母は実の子供のように、たっぷり愛情を注いで育ててくれたという。kemioは「愛をいっぱいいただいた」と振り返り、「有難い気持ち、尊敬の気持ちしかない。自分が今やりたいことをやれているのも、2人の存在がすごくでかい」と感謝を口にした。

 幼少期からkemioは目立ちたがりな男の子だったが、セクシャリティへの気づきもあり、どこか周りに馴染めないでいたという。中学時代には「中世的」とからかってくる者もいたそうだ。しかし、高校に入学すると、「そんなんどうでもいい」と受け流されるようになった。ありのままの自分を受け入れてくれる親友との出会いが、kemioを変えたのだ。そして、かけがえのない仲間との日々が、「Vine」への投稿に繋がっていった。交流は現在も続いており、kemioが日本に帰国した際には、当時の仲間で集まっているという。

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 kemioは「この3年間は私の人生で濃かったですね。今の土台になっている気がします」と高校で過ごした3年間を回想。さらに、進路調査票に「スーパーアイドル」と書いていたことも明かした。子供の頃からやりたいことが明確にあり、それを実現する方法を常に探してきたというkemio。スーパーアイドルという夢に向かって、今もkemioは前へ進み続けている。

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 次回の『MILLENNIAL /ミレニアル』は、ABEMAの人気恋愛リアリティーショー『月とオオカミちゃんには騙されない』に出演し、女優としても活動の幅を広げる、雑誌『Popteen』専属モデル・莉子に密着。6月17日(木)よる11時~放送される。

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