映画批評家が選考委員を務め、優れた人材や作品を表彰する『第30回日本映画批評家大賞』の授賞式が先月31日、都内で行われ、新人男優賞を受賞した奥平大兼(17)、新人女優賞を受賞した服部樹咲(14)らが出席した。
実際に起きた少年による祖父母殺害事件をもとに、シングルマザーと息子を取り巻く過酷な現実を描いた映画『MOTHER マザー』。奥平は、女優の長澤まさみ(33)の息子役で見せた存在感が評価されての受賞となった。
新人男優賞を受賞した奥平は「まだ自分のお芝居に自信がなかったりすることがあるんですけれど、このような名誉ある賞をいただいて、次の1年からは、今度は自分が何らかの形で誰かに何かを与えられるような役者になりたいと思います」とコメントした。
また、草なぎ剛(46)主演の映画『ミッドナイトスワン』で女優デビューを飾った服部は、新人女優賞を受賞。周囲への感謝の思いを語った。「現場に慣れていない私を自然体でいられるようにサポートしてくださった草なぎさんや、共演者の皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを忘れずに、これから1つ1つの作品に誠実に向き合って頑張っていけたらなと思います」。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)