6月3日より順次放送中のアニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」第9話で、生前は花魁だったゾンビ・ゆうぎり(CV:衣川里佳)の“過去編”が完結した。本編の内容に合わせて、特別バージョンに変更されたエンディングが「ひたすらに尊い」と視聴者の好評を博している。
【映像】Twitterトレンド入り!第9話の特殊エンディング(20分10秒ごろ~)
「ゾンビランドサガ リベンジ」は、2018年に放送された人気アニメ「ゾンビランドサガ」の第2期。主人公・源さくら(CV:本渡楓)を始めとした伝説の少女たちがゾンビとなって蘇り、ご当地アイドル・フランシュシュとして佐賀県を救う“新感覚ゾンビアイドル系アニメ”だ。
前回放送された第8話では、生前のゆうぎりと佐賀を救うために活動する青年・百崎喜一(CV:宮野真守)の出会いが描かれた。さらに“伝説の花魁”と呼ばれたゆうぎりが、明治政府の高官に身請けされて佐賀へ引っ越して来たことも明らかになった。さくらに似た看板娘など、フランシュシュのメンバーにそっくりなモブキャラクターも次々と登場し、ファンからは「待ちに待ったゆうぎり回!」「みんなの前世か!」「過去編ならではの趣向で楽しい」といったツイートが続出した。
そして迎えた第9話「佐賀事変 其ノ弐」では、生前のゆうぎりに想いを寄せる喜一が意図せず佐賀の内乱を扇動してしまった。さらに、喜一の友人・伊東正次郎(CV:内山昂輝)が、佐賀に潜む逆賊の監視役だったことも判明。ゆうぎりは、陸軍から追われる身となった喜一を長崎へ逃がすと、伊東との一騎打ちに挑むのだった……。本編が涙を誘う展開となったのに加えて、エンディング主題歌もフランシュシュのメンバーたちが歌う「夢を手に、戻れる場所もない日々を」から同グループの「佐賀事変」に変更された。エンディング映像では、喜一と伊東が同楽曲に合わせて楽しげに踊る姿などが描かれている。
これまで謎に包まれていたゆうぎりの過去に、Twitter上では「ゆうぎり姐さんカッコよすぎる」「構成が神懸かってる…」「めちゃくちゃ引き込まれる内容の話だった」など称賛の声が続出。特殊エンディングについても「情緒ぐちゃぐちゃになるわ」「ダメだこれ泣いちゃう」「ひたすらに尊かったです」などの反響が寄せられ、番組公式ハッシュタグを始め、「佐賀事変」「ゾンサガ」「ゆうぎりさん」といった関連ワードがトレンド入りを果たしていた。
第9話「佐賀事変 其ノ弐」
【あらすじ】
時は来た。
佐賀を取り戻す時が。
成し遂げた私を、あのひとはどんな顔で迎えてくれるだろうか。
何一つ実情を知らなかった私は、そんなことを思っていた。
これは闇に葬られてはならない真実だ。
この手記が、新たな世を生きる多くの同志の目に触れることを願う。
―――――『佐賀県立歴史資料館』所蔵 《ある青年》の手記より
(C)ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会