「ナスD大冒険TV」で配信中の「1人ぼっちの無人島0円生活~巨大鮫が眠る島 編~」で、ナスDから寿司に関する豆知識が披露された。
ネパール奥ドルポで幾多の峠を越え、ついに辿り着いたヒマラヤ最奥の集落・ティンギュー。数日間にわたる取材を終え、ナスDが帰国すると、今度は無人島へと直行し“1人ぼっちの無人島0円生活”ロケを敢行。バイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)の2人がこのロケの様子を見守る。
無人島生活の延長戦。スタッフに対する延長料金(30分/6500円)も積み重なる中、ナスDはワサビおろしを活用したいという思いだけで再び海に潜り、魚を捕獲した。握り寿司を作る中で、ナスDが寿司に関する豆知識を披露した。
■寿司にわさびを添えるようになったのは江戸時代
考案したのは両国にあった寿司屋の華屋与兵衛。この寿司屋が初めて、コハダにわさびおろしをはさんで、寿司として出しました。そのコハダ握りが大ヒット。これが握り寿司の原点です。天保の改革(1841~1843年)の時には、寿司は贅沢品と見なされて、握り寿司を食べると、牢獄に入れられたんです。そんな歴史もあるんです。
※諸説有ります。
■寿司の起源
紀元前4世紀ぐらいに東南アジアの山間民族が魚のお腹の中に米を入れて、発酵させた物が起源と言われています。その技術が奈良時代に稲作の伝来と共に、中国から伝わったとされています。その頃は甘酢で味付けしたご飯に、アユやフナなどの川魚を乗せて寝かせた、なれ寿司が保存食として、食べられていました。ちなみに寿司は「すめし」からきていて、“め”が抜けて「すし」になったそうです。
■今では人気のトロだが
江戸っ子たちの間では、トロは脂っぽすぎるから、人気が無かったんです。各家庭で保存する冷蔵庫とかが無かったので、マグロはヅケとして食べられていたんです。脂っぽい食べ物に民間人は慣れていなかったから、“トロというのは美味しくない部位”とされていました。だからマグロというのは高級魚では当時は無かった。江戸時代は捨てられたり、美味しくないと言われていた魚だったんです。
■握り寿司が広まったきっかけ
1923年の関東大震災で被災した東京の寿司職人が、故郷に帰って日本中に握り寿司が広まったと言われています。
和食の代表格として今では世界中で親しまれている寿司。スタジオにいるバイきんぐの2人とゲストの井上咲楽は、時に驚きの表情を浮かべつつナスDが披露する豆知識に真剣に耳を傾けていた。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)