「脊髄空洞症」に罹ったことを公表、30歳の誕生日を迎える7月15日の復帰を目指し一時休養に入るAKB48の柏木由紀。2006年に15歳でグループに加入して以来、アイドルとして第一線で活躍してきた柏木が、『ABEMA Primeで』で改めて「アイドルらしさ」について語った。
「子どもの頃は“女性らしさ”のようなことはあまり意識していなかったけど、歳を重ねるごとに“女性にピッタリな”とか、“女性におすすめ”、あとは“モテ女テクニック”みたいなものを目にすると意識せざるを得なくなっていったと感じる。
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“アイドルらしさ”についても、自分でこの職業を選んだ段階では壁だと感じることは無かったが、髪の毛を明るくしたり、バッサリ切った時に握手会で“前の方がアイドルっぽかったよ”とか、Tシャツにデニムの私服で出た時に“手抜き?スカートの方が女の子っぽくてかわいいよ”みたいに言われた経験はある。ファンの方のことを悪く言うつもりはないが、“あ、こういうことも言われるのか”とちょっとモヤモヤした。
「10代の頃はそういう言葉をきっちり受け止めて、髪の毛は黒く、スカートを履く。あまり意見は発信せずに言うことを聞く、みたいなところがあった。でも、それだけでは続けていけないこともどこかでわかっていたので、20代後半になってからは“そういうことを他の子に言ったら傷付くよ”とか、“私はデニムが履きたい。デニムを履いているアイドルが好きじゃないんだったら、他の子を応援したらいいと思う”ということも言うようになった。格好いいと思ってもらえるなら、それもアイドルかなと」。
お笑いタレントのパックンは「アイドルというのは男性の憧れだし、“モテるタイプ”のお手本という立場でもある。つまり女性たちにとっては、柏木さんのように振る舞えばモテる、というメッセージにもなりうるわけだし、“型”をはめるのではなく、“型”を作る立場にもなると思う」と指摘する。
すると柏木は「そのことは最近すごく感じている。私のことを見てアイドルになったという子が出てきて、“柏木さんは、アイドルは黒髪とずっと言っていました”って言ってて。“私がしたことはとんでもないことだったんだな”と思って、やっぱり考えてしまう(笑)。でも、変わっていくということも学んだので」。
ドワンゴ社長で慶應義塾大学特別招聘教授の夏野剛氏は「5年前、10年前、今と、見る側との距離感をきちんと感じられる人が成長していくというか、生き残っていくんだと思う。特にアイドルは厳しい業界だし、長く活躍できない人の方がよっぽど多い。AKBだって選抜総選挙もあって競争が激しいから、デビューしたてのころは色々なことを言えないと思う。でも、時間が経過する中でそういうことも含めて考えていける。それも才能なのではないかなと思うし、単純に誰もマネができない」とコメント。
柏木は「良い番組!あまり褒められることじゃないんで(笑)」と照れ笑いしつつ、「私自身、まだ“自分らしさ”は模索中だけど、“女性らしさ”とか“アイドルらしさ”に対して、どこから他人のせいにしてしまった経験がある。そうならないためにも“自分らしさ”があるのかなと思うし、自分で責任を持つということもその一つだと思う」と話していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)
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