この記事の写真をみる(3枚)

 現在放送中の「ABEMA」オリジナル恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss~』(以下、ドラ恋)がいよいよ後半に突入する。8人の若手俳優が、毎回キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける同番組。メンバーたちが真剣に芝居に打ち込む姿、恋愛に涙する姿など、リアルな模様が毎シーズン視聴者の心を虜にしている。今回もまた、ドラマ第1話から最年少メンバーと演技経験0年のペアがオーディションに合格したり、男子メンバーの指名が1人の女子に集中したりと、波乱だらけの展開が巻き起こっている。これから恋の矢印はどこに向かっていくのか、後半戦に向けてメンバーに前半戦の感想や後半戦への意気込みを聞いた。今回はメンバーで俳優の藤林泰也(以下、やす)に『ドラ恋』の思い出を語ってもらった。

【動画】『恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss~』

拡大する

――本日はよろしくお願いいたします。ドラマ第2話のオーディションの後、先生からかなりきついダメ出しをされて涙を流されているのが印象的でした。

やす:「はっきり言って何も伝わらない」と先生から言われました。俳優として伝わらないというのは本当に最悪のことです。レーサーだったら運転免許を持ってないのと同じ。モデルに対してスタイルが悪いって言っているのと同じです。今まで僕がしてきたことはなんだったんだろうと一気に自信喪失した瞬間でした。

――その後はどうやってモチベーションを維持したのでしょうか。

やす:支えてくれた仲間の存在が大きかったですね。僕はここに逃げるために来たわけじゃないって、すぐに前を向くことができました。傷を修復すると同時にレベルアップできたんじゃないかと思います。

――仲間はどんなふうに支えてくれましたか。

やす:8人の魂のぶつけ合いです。1回1回に全員が全力投球、フルスイング。睡眠時間も削って、みんながストイックにやっています。そばにそういう仲間がいるだけで、へこんでいる場合じゃないと思わせてくれました。

――真剣勝負だったんですね。恋愛に関してはいかがでしたか。

やす:女の子たちはみんなそれぞれが素晴らしくて、みんな完璧なんですよ。すっぴんで下に降りてくることはびっくりしましたけど(笑)。なかなか女性のすっぴんを見ることはないので。

――すっぴんはギャップがありましたか。

やす:え! みなさん美しかったですよ。(レコーダーに顔を近づけて)みなさん本当に美人でしたよ~。お風呂上がりの石鹸のにおいとかもいいな~とか思いながら3週間過ごしていたような気がします。

拡大する

――(笑)。後半戦のお楽しみですね。男子メンバーとの関係性はいかがでしたか。

やす:みんな気を使わないで素の状態で過ごしていました。朝は、お互いの髪の毛をセットしあったり、洋服を見せ合ったりして、本当に兄弟みたいに過ごしていました。実は、トレイが3回詰まったんですよ。誰が詰まらせたかは見当がついていたので、「●●!トイレ詰まらしてるやん」って普通に言える関係でした。

――同じ人がトイレを3回も詰まらせるとは……。遠慮のない関係ができていてよかったと思います(笑)。

やす:家族として兄弟として頼れる存在だし、ライバルとして戦っていきたい仲間だし、同時に尊敬できて吸収したいところもいっぱいあって、人としてもかっこいい。本当にいい仲間たちで、出会えてよかったと思いました。

――なかなかそういう仲間には出会うことはないですよね。

やす:世の中にはこんなにレベルの高い人がいるということを教えてくれる時間でした。同じ目標に強く向かっている同志がいるということを忘れずに、常に勝ちたい、超えていきたい。それを忘れずに、常に向上心を持って仕事に取り組んでいきたいです。

――ありがとうございます! 後半戦のやすさんの変化を楽しみにしています!

取材・文:氏家裕子

写真:You Ishii

恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss~
恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss~
この記事の画像一覧
恋愛ドラマな恋がしたい SERIES Official Site
恋愛ドラマな恋がしたい SERIES Official Site
この記事の写真をみる(3枚)