映画『リカ 自称28歳の純愛モンスター』の公開直前イベントが15日都内で行われ、主演を務めた女優の高岡早紀(48)、佐々木希(33)、内田理央(29)、俳優の市原隼人(34)が登場した。
同映画は、愛する人を手に入れるためなら手段を選ばない高岡演じる魔性の女・リカの執念と欲望の愛を描いたサイコスリラー。
魔性の女・リカを演じた高岡は、「一番ネックになったのは『雨宮リカ、28歳です』というセリフ。自分自身28歳でもないのに、28歳と言い張ってしまう役をやっていいのかはかなり悩みまして、普段は口に出さないセリフ『チッ』とか『死ねばいいのに』とかいっぱいあるんですけれど…もう本当に心配でした」と葛藤したことを明かした。
一方、佐々木はセリフの一部に特別な力を感じたそうで「(リカの)『正義とか善とかは必要ない…必要なのは愛だけ』というそのセリフがなんか、すごい引き込まれちゃって鳥肌が立っちゃったんですよね。リカは絶対に悪いことをしているんだけど、共感しそうになっている自分がいて、あぁすごいなという風に思いました」とコメント。
映画にちなみイベントでは、隠れリカ度・恋愛サイコ度をはかる心理テストが行われ、高岡と佐々木は“相手のことを全て知っていなければ気が済まない”という恋愛サイコ度100%という結果に…。
MCから「リカのようにならないためには、白か黒かで結論を出さず、世の中にはグレーもあるという曖昧さを自分の中に持つと良い」と説明を受けると、高岡は「グレーとかあるんですか?世の中に。知らなかったです。 ね、希ちゃん。黒か白しかないでしょ」 とツッコミつつ、佐々木に問いかけ「白か黒しか知らないですね、はい(笑)」と佐々木は笑いながら返していた。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)