『水溜りボンドの青春動画荘』#10で、衝撃の展開が訪れた。9人組ガールズグループNiziUのリーダー、MAKOの姉で福岡出身の女優・山口厚子が急性虫垂炎による腹膜炎と医師に診断され入院し、番組から辞退せざるを得なくなった。
この番組は、まだ何者でもない9人がYouTuberを目指し、たった1人の相方を探すYouTuber成長ドキュメント。汗と涙の結晶である動画が評価される世界で、誰かに見つけてもらうために奮闘する男女の姿を追いかける。先輩YouTuberに動画制作にまつわる様々な課題や、視聴者の心を掴む動画制作のノウハウを伝授してもらいながら"視聴者に愛されるクリエイター"になるべく、9人ひとつ屋根の下で苦難を乗り越え友情を深め合い、時には涙を流しながら動画制作に打ち込んでいく。
水溜りボンドの2人は『青春動画荘』に訪れ、山口にドクターストップがかかったことを8人に伝えた。それぞれがショックを受ける中、山口から届いたというビデオレターが流された。
山口は「私は今、都内の病院から動画を回しています。というのも、急性虫垂炎による腹膜炎という病気にかかり、急遽入院せざるを得なくなりました。『青春動画荘』のみんなに私の口からどうしても気持ちを伝えたかったので、今回手紙を書きました」と伝えた。以下に手紙の内容を書き記す。
「まずはちーちゃん(あおいちひろ)。私もちーちゃんと同じくらい、動画荘のみんなが大好きだから、もっとみんなのことを語り合ったり、一緒に弾き語りもしたかったです」
「ゆうちゃん(小澤ゆうた)。ゆうちゃんの前ではしっかり、お姉ちゃんな姿を最後くらい見せたかったな」
「ひゅうが。以前、待ってるだけじゃなくて、自分から“これやりたい”とか“これ出来る”って言いなよと背中を押してくれてありがとう」
「かめちゃん(仮面マン君)。私がわざとボケて、かめちゃんがゲラゲラ笑ってる姿が一度は見たかったな」
「萌花ちゃん(橋本萌花)。もっとお仕事の話や、ガールズトークしたり、一緒にダンス動画を撮りたかったです」
「なっちゃん(なつみかん)。いつも支えてくれてありがとう。また一緒にお風呂で相方のしんちゃんやひゅうがにドッキリ仕掛ける作戦会議したかったです」
「うっちー(内山さん)。一番、皆をまとめてくれる存在でいてくれてありがとう」
「最後にしんちゃん(しんたろー)。(前回の審査が)最下位で悔しかったからこそ、“次は1位を目指そう”と言ってた矢先にこのような形になってごめんなさい。本音は出来ることなら、今すぐにでもそっちに行きたいし、待っててもらえるとうれしい。でもしんちゃんが何も出来ずに1人でいるのが、一番私にとって苦しいから、ルール的にOKだったらスキルアップや、新たな発見の為に誰かと動画制作するのもOKなのかなと思っています。しんちゃん、最後まで一緒にいられなかったけど、しんちゃんが私を相方として受け入れてくれたこと、2人でここまで来られたこと、本当にうれしかったし、感謝しています。みんなと一緒に最後まで走り切りたかったです。8人のことが大好きな厚子より」。
特にコンビを組んだしんたろーには、長文で思いを綴った。あまりの突然の出来事にしんたろーも戸惑いを隠せなかったが、トミーとの話し合いの末、『青春動画荘』には引き続き在籍するという決断をくだした。そして自称“しんたろーの永遠のライバル”内山さんが掛け持ちのコンビ結成に名乗りをあげ、これをしんたろーは受諾した。
そのほかのメンバーもしんたろーと一緒に動画を作りたいという気持ちがあることを伝え、山口のためにも全員でこの危機を乗り越える選択をした。果たして、そんな状況で作られた動画はどんな内容だったのか? 動画のテーマは「幸せになる動画」。その模様はABEMAビデオで公開中だ。
(『水溜りボンドの青春動画荘』#10 より)