6月20日より順次放送中のアニメ「憂国のモリアーティ」第23話での、主人公・ウィリアム(CV:斉藤壮馬)の切ない本音が視聴者の涙を誘った。
「憂国のモリアーティ」は、「ジャンプSQ.」(集英社)にて連載中の同名漫画(構成:竹内良輔氏/漫画:三好輝氏)が原作。19世紀末のイギリスを舞台に、“犯罪卿”という裏の顔を持つ大学教授のウィリアム・ジェームズ・モリアーティが、仲間とともに腐敗した階級制度を打ち砕くために奮闘する。
前回の第22話では、ウィリアムのライバルであるシャーロック(CV:古川慎)が、“脅迫王”ミルヴァートン(CV:野島健児)の屋敷に忍び込んだ。ところが、屋敷内ではウィリアム率いるモリアーティ陣営とミルヴァートン陣営の戦闘が勃発。ミルヴァートンに銃を構えたシャーロックは、犯罪卿の正体がウィリアムであることを知ると「ここにいるのがお前で本当に嬉しいぜ。俺は結婚を控えた相棒を救いたいんだ」と彼に告げた。その言葉を聞いたウィリアムもまた、ミルヴァートンに銃口を向けた。2人の共闘に、ファンも「ドキドキした」「言葉にならない!」と大興奮だった。
第23話「最後の事件 第一幕」では、ついにウィリアムが犯罪卿であることをイギリス国民に明かした。そんな中、モリアーティ陣営の一員であるフレッド(CV:上村祐翔)は、“自らの死”をもって償おうと考えているウィリアムを「あなたは他の誰にも成し得ない正義を執行しているだけです」と必死に説得。しかし、そんなフレッドに対して、ウィリアムは「僕は自分のやっている行いを正義だなんて思ってない。この緋色に汚れた手……。この汚れがどうしても拭い落とせないんだ。僕はいい加減、もう死にたいんだよ」と悲しげに微笑んだ。
切なすぎる本音を吐露したウィリアムに、Twitter上では「やつれている様子が伺えて辛い」「自分を大切にしてくれよ」「緊張感がヤバい!」「幸せになってほしい」「切なすぎて泣いた」といったコメントが相次いでいた。
第23話「最後の事件 第一幕」
【あらすじ】
新聞各紙に掲載された“犯罪卿”ウィリアム・ジェームズ・モリアーティからの突然の犯行声明によって、貴族たちからの糾弾、民衆たちからの怒り、すべての矛先が"モリアーティ”へと集まっていく。ウィリアムが企てたモリアーティプランの総仕上げ、最後の事件がついに幕を開ける――。
(C)竹内良輔・三好 輝/集英社・憂国のモリアーティ製作委員会