第42回日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』(2018)の続編『孤狼の血 LEVEL2』が8月20日公開。この度、同作が様々な他ジャンルとコラボを行っていく『コロウノチVS(バーサス)』が始動。その第一弾として、アイナ・ジ・エンド書下ろし楽曲であるインスパイアードソング&コラボ動画が解禁となった。
『孤狼の血 LEVEL2』では前作が熱狂的なファンを多く生み出してきたことから、アーティストや漫画、現代アート、ファッション、youtuber、ゲームアプリなど様々なジャンルとコラボをしていくプロジェクト『コロウノチVS(バーサス)』を始動。
そしてそのコラボ第一弾となるのは、楽器をもたないパンクバンドBiSHの一員でありながら、ソロでも多数の楽曲を発表し、若者を中心に絶大な支持を誇るアイナ・ジ・エンド。独自の路線を突き進み個性を発揮し続ける彼女は、前作『孤狼の血』も鑑賞し、『役所広司さんをはじめ男の色気を感じるかっこいい映画だと思っていました』と語るように作品のカッコよさ、そのインパクトに好感を抱いていたことから、今回のコラボが実現した。
早速同作をみた彼女は『久々にとんでもないものを観た、というのが一番の感想でした。映像の破壊力が凄かったので音楽は映画に華を添えるような形でつくることを意識してスラスラと作詞作曲ができました』と刺激を受けた模様。映画への想いを込めてアイナ自ら楽曲を書き下ろし、亀田誠治がサウンドプロデュースを担当することで、アイナが歌う「ロマンスの血」というインスパイアードソングが誕生した。
映画本編では流れないが、『自分が今まで歌ったことないような曲調にも挑戦しています。めちゃめちゃ張り上げるわけでもないのに悲鳴っぽく聞こえるというか。(鈴木亮平演じる)上林のように暴れたくても暴れられない、自分の中での葛藤を悲鳴のような形で歌い上げました。』とアイナ自身が語るように、登場するキャラクターに共感し、そこに自分の想いをのせた楽曲となっている。白石和彌監督も「孤狼から超カッコいい曲が生まれた!『ロマンスの血』を聞いたら、あのキャラクターやあの場面を膨らませて、スピンオフを作りたくなる!」と絶賛。さらに、「ロマンスの血」にのせて映画本編映像を使用したコラボ動画も解禁。アイナの歌声とマッチした疾走感あふれる映像は映画本編への期待を更に膨らむ!
また『スリル満点な場面の連続なのに、どこか人間の生々しさや暖かい部分が垣間見えて、目を離すことができませんでした。人間としてこいつはどうしようもないなと、呆れてしまうシーンも多いですがなぜか憎めない。女性は母性を感じてしまうようなところもあると思うので、そういう観点から映画を観ても楽しいと思います。』というアイナのコメントも益々映画への期待を高める。
アイナ・ジ・エンド コメント
これまで映画を絡めての楽曲書下ろしというものがなかったので、インスパイアードソングのオファーをいただいてとてもびっくりしました。前作『孤狼の血』も観ていて、役所広司さんをはじめ男の色気を感じるかっこいい映画だと思っていましたが、今回『孤狼の血 LEVEL2』を観て、「久々にとんでもないものを観た」というのが一番の感想でした。スリル満点な場面の連続なのに、どこか人間の生々しさや暖かい部分が垣間見えて、目を離すことができませんでした。映像の破壊力が凄かったので、音楽は映画に華を添えるような形でつくることを意識して、(鈴木亮平演じる)葛藤を抱える上林をはじめ色々なキャラクターにも共感することができて、スラスラと作詞作曲ができました。また編曲を担当された亀田誠治さんもこういったジャンルの映画が好きだとおっしゃっていて、レコーディングもノリノリで楽しかったです。自分が今まで歌ったことないような曲調にも挑戦しています。めちゃめちゃ張り上げるわけでもないのに悲鳴っぽく聞こえるというか。上林のように暴れたくても暴れられない、自分の中での葛藤を悲鳴のような形で歌い上げました。人間としてこいつはどうしようもないなと、呆れてしまうシーンも多いですがなぜか憎めない。女性は母性を感じてしまうようなところもあると思うので、そういう観点から映画を観ても楽しいと思います。
白石和彌監督 コメント
孤狼から超カッコいい曲が生まれた!『ロマンスの血』を聞いたら、あのキャラクターやあの場面を膨らませて、スピンオフを作りたくなる!そう、なんもかんもぶっ飛ばして生きなきゃ損!アイナさんありがとうございます!
(c)2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会