俳優の妻夫木聡が24日、都内で行われた中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』(7月9日公開)の公開直前イベントに鈴木保奈美浅野忠信三浦友和と参加した。

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 事件解決率世界第3位の日本の探偵・野田役の妻夫木は「探偵に解決してもらいたいこと」を聞かれると「笑い話にしてはいけないことだけれど…コロナを解決してほしい!それが今一番思うこと」と切実。また三浦は「どうして政府関係者はオリンピックをやる気になっているのか?その理由を話してくれない、それが謎。そこを解決してほしい」と本音をこぼしていた。

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 完成した作品に妻夫木は「テンポ感も素晴らしく、こんなに日本で遊んでくれたのかと思うくらいに暴れまくっています!」と一級の娯楽作だとプッシュして「僕は中国語を勉強していることもあり、監督と相談して日本語セリフを中国語セリフにいくつか変えたりしました」とこだわりの熱演を報告。鈴木も「カラフルでスピーディーでハチャメチャだけれど、何も考えずに笑って楽しめる。皆さんの熱演も素敵」と太鼓判を押していた。

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 浅野も「腹を抱えて笑ったし、小さい頃に観たジャッキー・チェンの映画を思い出す懐かしさもあった。自分がそのような作品に出られたのは嬉しい」と喜色満面で、三浦も「日本の大作の10倍くらいのバジェット。日本映画では撮れない作品だと思った」とスケールの大きさに驚いていた。

 その規模感には妻夫木も目を丸くして「撮影現場に見たことのないような機材があったり、1千万円くらいかかるドローンを使用したり、渋谷のセットも1億円以上をかけて作っている。映画の為ならば何でもやるぞ!という気概を感じました」と高いクオリティ作りに感心。

 元俳優チェン・スーチェン監督の演出に触れて妻夫木は「監督の演出が言葉での説明ではなくて実演なんです。それが俺がやるよりも全然上手いじゃん…みたいな。誰よりもわかっている監督がやるので、そこを目指さなければいけないというプレッシャーがありました」と笑わせた。

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文・写真:石井隼人

映画「唐人街探偵」妻夫木聡ら豪華キャスト勢揃い
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