「変わりたい女性」が目標に向かって生まれ変わる様を追いかけるドキュメンタリー番組『GX-伝説のキャバ嬢が女の子を大改革-』が「ABEMA(アベマ)」で放送された。
本番組では、カリスマキャバ嬢・実業家として活躍する"ミューズ"、エンリケ、愛沢えみり、一条響の3名が、悩みを抱えたヒロインたちの内面・外見をプロデュースしていく。
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今回の悩めるヒロインは、千葉県柏市で働くキャバ嬢・長野ゆい。勤務歴は8ヶ月で、自信があるところは「笑顔」だという。小学生の頃にテレビで見たキャバ嬢の華やかさに憧れ、現在の仕事を始めたそうだ。
そんな彼女をプロデュースするのは、「元日本一稼ぐキャバ嬢」として有名なエンリケ。名古屋「アールズカフェ」の元No.1キャバ嬢で、現役時代の時給は26万円、生涯収入は12億円にも上る。現在はエステサロンなどを展開する実業家として活動している。
「キャバ嬢になったからにはNo.1になりたい」という長野だが、何か具体的な目標があるわけではなく、現在の店での順位は50位中20位だという。するとエンリケは「中途半端ってことだね」と、厳しい一言。
ここで、エンリケは長野が接客している様子を収めた動画をチェックする。映像では、長野から「お仕事は朝早いんですか?」など客に話題を振り、何気ない会話が交わされていた。また、客から「(酒が)濃くない?」と言われ、「申し訳ないです、作り直しますか?」と聞く場面もあった。
長野の接客を一通り見たエンリケは、「いやぁ、ダメ出しが多すぎて」と頭を抱えた。まず、客に酒が濃いと言われたシーンについて「すぐに自分で作り直す作業をしないといけない」と指摘。また、グラスを拭いたりマスクを取るときの作法にも気になる点があったという。
しかし、エンリケが1番気になったのは接客だった。「ありきたりな質問が多かった。『この辺に住んでる?』とか『明日何時に起きる?』なんてどうでもいい。次に繋がる接客が出来てない」と痛烈なダメ出し。また、自信があるはずの笑顔も出ていなかったと指摘した。
エンリケは「昔は私も人としゃべるのが苦手で、ありきたりな会話しかできなかった」と過去の自分を重ね、「本気で変わってほしいから厳しく言うんだけど、変われるチャンスはあるから。本当に変わりたいと思うかどうかが大事」と、厳しくも優しい言葉で長野に語りかけていた。