26日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、地下芸人のチャンス大城が人気番組に大抜てきされた経緯を語った。
この日は『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)に出演するなどして日の目を見はじめている、芸歴32年46歳の大城を特集。ゲストに大城と、大城と同じく地下芸人として活動している、ゆきおとこ、さらに永野をスタジオに招きトークを展開した。
番組では大城にどのような「奇跡」が起きたのかを解説。「14歳でNSC8期入学も1年足らずで退学」「19歳でNSC13期に再度入学」「21歳でお笑いを辞める」「23歳でもう一度お笑い芸人を目指して上京」といった波乱万丈の人生を送った大城だが、転機は39歳のときに千原せいじの店に客として訪れたことだという。
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千原兄弟とはNSC8期の同期だったが、25年ぶりの再会ということでせいじは覚えていなかったそう。「印象に残ってるギャグとかあった?」という問いかけに、大城がショートコントのブリッジでやっていたという「オッヒョッヒョ」というギャグを見せたところ、せいじは「お前、オッヒョッヒョやんけ!」と思い出したという。
その後、千原兄弟によるトークライブ『チハラトーク』招かれると、そこで「定時制高校時代に六甲山に首まで埋められた話」を披露して結果を残し、千原ジュニアの推薦で『すべらない話』のオーディションを受けることになったことを明かした。
オーディションでは15個のエピソードを披露したという大城。後日、中野サンプラザの前で歩いていると「『すべらない話』決定しました」という電話を受け取り「あんときの西日(夕日)はいまだに忘れられない」と振り返った。
大抜擢について大城は「河川敷で草野球をやっていたやつが、急に東京ドームに呼ばれた感じ」と表現。ちなみに出演については練習のしすぎがたたり、固くなってしまったと反省していた。