「確実にいろんなものが残っている」菅田将暉、沢田研二演じる“ゴウ”に志村けんさんを連想
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 映画『キネマの神様』の完成披露舞台あいさつが28日都内で行われ、主演を務めた俳優の菅田将暉(28)、山田洋次監督(89)らが登場した。

【映像】「志村けんさんを感じた」菅田将暉 主演映画について語る

 この映画は、映画をこよなく愛し、夢を追い続ける中、ギャンブルに明け暮れて借金まみれになり、妻や娘にも見放された主人公のゴウが夢を叶えようと再起する人生を描いている。

「確実にいろんなものが残っている」菅田将暉、沢田研二演じる“ゴウ”に志村けんさんを連想
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 若き日のゴウを菅田が演じ、借金まみれとなったゴウを志村けんさんが演じるというダブル主演の予定だったが、去年の3月29日に志村さんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった為、急遽、沢田研二(73)が代役を務めた。

 この映画について菅田は「志村けんさんの本読みがあったんですけど、それを見学してから撮影に入ったので、志村けんさんの演じる“ゴウ”を想定してのお芝居であって、沢田研二さんの演じた“ゴウ”を見た時に、どこかで僕は勝手に志村けんさんを感じたというか…(沢田さんが)僕らの過去パートをご覧になってから演じてくださったというのはそういう理由なのかなと思うのですけど、だから、確実に色んなものが残っていて、他にない映画には間違いなくなっているなと思いました」と想いを語った。

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 山田監督作品の撮影では、スケジュールや予算の都合で敬遠されがちな“リテイク”いわゆる撮り直しがあると聞いていたという菅田。しかし、その“リテイク”が俳優にとっての喜びだと感じたという。

「こんなにももう1回求めてもらえるんだみたいなのがすごく嬉しかったし、それだけ見てくれているんだな、そして、僕ら以上に撮った後も(山田監督が)考えてくれているんだなと嬉しかったですし。『菅田くん、昨日撮ったこのシーンはゴウはもっとこうなると思うんだ』と稽古を山田監督とした時間は本当に奇跡的な時間でした。本当に幸せでした」

ABEMA/『ABEMA NEWS』より)

菅田将暉「志村けんさんを感じた」
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