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 山里亮太(南海キャンディーズ)、田中みな実弘中綾香アナウンサーがMCを務めるバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)のスピンオフ企画「あざとくて何が悪いの?プレゼンツ『計算くんで何が悪いの?』」が7月10日(土)22時55分よりABEMAにて配信される。本企画にはあざとい男子“計算くん”が多数登場し、男性たちの計算高いテクニックについてMCが徹底討論していく。

▶動画:『あざとくて何が悪いの?』×『オオカミには騙されない』コラボSP

 本ドラマにはABEMAの人気恋愛番組『オオカミには騙されない』シリーズの過去出演メンバーたちが多数登場。ABEMA TIMESでは出演者の1人、曽田陵介の撮影現場を直撃、“計算くん”を演じることについての感想などを聞いた。

女子の“あざと仕草”に「萌え袖は嫌いではない」

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――今回“計算くん”というキャラクターのオファーを受けてどんな感想を持ちましたか?

曽田: 『あざとくて何が悪いの?(以下:あざとくて)』に出演させていただくのは、今回で3度目なんですけど、初めての“あざとい”側の役でした。なので、すごく撮影を楽しみにしていましたね。

――演じてみてどうでしたか?

曽田: 楽しかったです。今回は「計算くん」という役でしたけど、多分、僕は無意識であざといが出てしまっているタイプなんだと気づきました。逆に言えば、計算した“あざとい”は出来ないタイプというか。

――今回「計算くん」を演じたことで、曽田さんの中にある無邪気なあざとさに気づいてしまった?

曽田: そうですね。まぁもちろん『あざとくて』では誇張されていますけど、何度か思い当たる節はありました(笑)。

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▲曽田は“あざとさ”満載のペットショップの店員を演じる

――2020年に放送された『月とオオカミちゃんには騙されない(以下:月とオオカミちゃん)』でもその片鱗は出ていましたか?

曽田: いやぁ、そこはどうでしょう(笑)。よくコメント欄なんかに「曽田ニヤニヤ」とかは書かれてはいましたけど、でもそれがあざといかどうかは僕にはわからないです。

――曽田さんが考える、“あざとさ”の定義とは?

曽田: やっぱり恋愛対象の人に対して思う感覚ではあると思うんですよね。“ドキッ”としたり。なので、モテ仕草じゃないですけど、そういう類のものだとは思います。

曽田陵介が“計算くん”を演じて気づいたこと「僕は無意識であざといが出てしまっているタイプ」『あざとくて何が悪いの?』スピンオフ企画に出演
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▲曽田が出演、最終話が大きな話題となった『月とオオカミちゃんには騙されない

――自分の中の鉄板“あざとテクニック”は何ですか?

曽田: まず強調しときたいんですけど、僕はあざとくはないですよ(笑)! でも、やっぱり笑うことじゃないですかね。過去に言われたりしたこともあるので、あえて言うならそこですかね。

――女性の“あざとさの頂”は何だと考えますか?

曽田: やっぱり萌え袖はあざといですよね…。あれはまさに女性ならではの、計算されたあざとさだなって。

――曽田さんもグッときますか?

曽田: そうですね、萌え袖は嫌いではないです(笑)。萌え袖をパタパタさせているのが、また無邪気でかわいいんですよねぇ。でも狙ってパタパタさせていたらすごくあざといし、狙ってなかったら天然だし、その線引きは難しいですね。見極める自信はあまりないですね(笑)。

共演者の鈴木美羽は「僕が演じた計算くんよりもあざといかも(笑)」

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――『月とオオカミちゃんには騙されない』が放送終了してから1年以上が経過しました。振り返ってみて、どんな気持ちですか?

曽田: もう1年ですか。早いですね。昨日のことのようにも感じますし、とにかく楽しい時間だったと記憶しています。

――曽田さんの中で色あせない番組?

曽田: そうですね。忘れることはないと思います。すごく濃い時間を過ごしたので。

――今回の『あざとくて』共演者の鈴木美羽さんも『オオカミ』シリーズ出演者(2018年放送『太陽とオオカミくんには騙されない♡』)です。

曽田: そうなんですよね。これも繋がりですよね

――鈴木さんと共演していかがでしたか?

曽田: 綺麗な方だなと思いました。そんな方が、ワンちゃんを連れてペットショップに来てね…。もしかしたら、僕が演じた計算くんよりもあざといんじゃないかと思いますよ(笑)。でもそんな鈴木さんのかわいらしさも今回の見どころだと思います。

今後も俳優業に意欲「ヤンキー役を演じてみたい」

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――曽田さんは『月とオオカミちゃん』が終わった後、俳優育成オーディションバトル番組『主役の椅子はオレの椅子(以下:オレ椅子)』にも出演されてましたが、あの番組を通じて、役者としてのマインドがだいぶ鍛えられたんじゃないですか?

曽田: 『オレ椅子』はやばかったですね(笑)。本当にあそこで、役者としての意識を変えられたというか。モチベーションも一気に上がりましたし、すごく成長させてもらった番組でした。役者としてお仕事にどう向き合うべきかを教えていただいた気がします。

――あの過酷な環境に身を置くことで、変わらざるを得ない部分もありましたよね。

曽田: そうですね。本当に帰りたい日なんて、しょっちゅうでしたし、僕はダンス審査で2回ビリを経験したんですよ。あの日はキツかったなぁ(笑)。本当に悔しかったし、「俺、ここにきた意味ある?」と1日中思っていました。

――しかし、曽田さんはそこから評価も順位もグングン伸びていきました。悔しい気持ちがモチベーションに直結した?

曽田: 間違いなく繋がりましたね。ダンスとか、歌とか、殺陣(たて)では共演者に勝てないと思って、“だったら芝居だけは絶対に負けないように頑張ろう”と切り替えられたことは大きかったと思います。自分の強み…と言っていいのかですが、出来ることで勝負しようと思いました。

曽田陵介が“計算くん”を演じて気づいたこと「僕は無意識であざといが出てしまっているタイプ」『あざとくて何が悪いの?』スピンオフ企画に出演
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▲アベマ ×ネルケプランニングによる俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子

――『月とオオカミちゃん』や『オレ椅子』の共演者とお会いすることはありますか?

曽田: 最近はないですね。皆さんお忙しくされているので。でもInstagramで繋がっている方の投稿を見ては、「頑張ってるな~」と刺激をもらっています。そんな風に切磋琢磨する関係性ではある思っています。

――そういう意味でも2つの番組が未だに刺激になっているわけですね。

曽田: そうですね。そうだと思っています。

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――今後、役者として“こんな役を演じてみたい”などのプランはありますか?

曽田: とにかく今は可能性を狭めずに、演じられる役にはどんどんチャレンジしていきたいと思っています。強いて言うならヤンキー役を演じてみたいですね。僕にヤンキーのイメージはないと思うので、180度違った役を演じてみたいです。

――確かに新鮮な感じがしますね。尊敬している役者さんは?

曽田: 堺雅人さん、小栗旬さん、菅田将暉さんです。今はとにかく自分らしく一つ一つ積み重ねていって、いつかご一緒させていただけるように頑張っていきたいです。

――まずは7月10日配信の曽田さんの「あざとい演技」に注目ですね。

曽田: そうですね(笑)。また番組にも呼んでいただけるように、“あざとさ”を極めていけたらと思います。

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 『計算くんで何が悪いの?』は7月10日(土)22時55分よりABEMAにて配信。また曽田陵介が出演した『月とオオカミちゃんには騙されない』『主役の椅子はオレの椅子』はABEMAビデオにて全話配信中。

 なおABEMAでは新シーズン『虹とオオカミには騙されない』(8/1より配信)を記念して過去3シーズンの24時間限定全話無料配信が決定。曽田が出演する『月とオオカミちゃんには騙されない』も無料配信する。

【無料配信スケジュール】

・第一夜:7月11日(日)22:00~7月12日(月)22:00 『月とオオカミちゃんには騙されない

・第二夜:7月18日(日)22:00~7月19日(月)22:00 『恋とオオカミには騙されない

・第三夜:7月25日(日)22:00~7月26日(月)22:00 『オオカミちゃんには騙されない

取材・インタビュー:中山洋介

撮影:藤木裕之

『あざとくて何が悪いの?』×『オオカミには騙されない』コラボSP
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