『水溜りボンドの青春動画荘』#12で、ゲストとして登場したはじめしゃちょーが『青春動画荘』を巣立つ後輩クリエイターに対しメッセージを寄せる場面があった。
この番組は、まだ何者でもない9人がYouTuberを目指し、たった1人の相方を探すYouTuber成長ドキュメント。汗と涙の結晶である動画が評価される世界で、誰かに見つけてもらうために奮闘する男女の姿を追いかける。先輩YouTuberに動画制作にまつわる様々な課題や、視聴者の心を掴む動画制作のノウハウを伝授してもらいながら"視聴者に愛されるクリエイター"になるべく、9人ひとつ屋根の下で苦難を乗り越え友情を深め合い、時には涙を流しながら動画制作に打ち込んでいく。
今回の動画のテーマは「私たちだけが作れる動画」。9人組ガールズグループNiziUのリーダー、MAKOの姉で福岡出身の女優・山口厚子が急性虫垂炎による腹膜炎と医師から診断され、#10から番組参加が不可能となってしまったが、今回医師からの許可が出たことと、自らの意思もあり、収録に参加した。9人がこの番組で審査してもらうのは、今回が最後。動画の尺は無制限で、再生中に水溜りボンドとはじめしゃちょーが“スキップしたい”と思ったところで動画は停止される。
(1)ぽんぽこたろー(かめきち&ちいた)
動画タイトル「【僕らの夢】水に浮かぶ秘密基地を本気で作ってみた!」
(2)ヤムヤム(内山さん&もか&ゆうた)
動画タイトル「【神回】フォロワー630万人のTikTokerが0からプロデュースしたら一日で何人フォロワー増えるのか」
(3)パーティーゼット(ひゅうが&なつみかん)
動画タイトル「【身体張り対決】マシュマロキャッチバトルしたらまさかの展開に、、? 負けたら過酷な罰ゲームで大号泣。」
(4)しんあつチャンネル(山口厚子&しんたろー)
動画タイトル「ファイト!!! 病気の女の子をスーパーポジティブ男が元気づけてみたら まさかの結末が!?」
今回、なんと4作品中、3作品が視聴維持率100%を記録した。つまり、出演者もしっかりとレベルアップしたということだ。
改めて、今回の動画のテーマは「私たちだけが作れる動画」。つまり、言い換えると、今のクリエイターの状況をそのまま力に変えることが出来るわけだが、審査を終えて、はじめしゃちょーは「動画クリエイターというのは、自分のプライベートを売っている部分があると思うんです。なので、自分の身に起きた何かを動画にして、それを発信できる力ってすごく大事。そして、クリエイターというのは動画を作り続けなくてはいけないんです」とコメントした。
さらに最後のアドバイスを求められ、はじめしゃちょーは「僕たちも外すことあります。なんなら外します。変わり続ける業界だから、編集も“これが正解”というのはないんですよ。ひょっとしたら雑な編集が良いかもしれないし、テロップがない方が面白いのかもしれない。いろんなことがあると思うんですけど、正解のない世界なので、みんなには色々試していって欲しいと思います」と語り、「みんなで動画業界を盛り上げていってくれたらうれしいです。お疲れ様でした!」と労った。
全体的に素晴らしい審査結果となった最終回。そんな中で、1番の高評価を獲得したのはどのチームだったのか? 全貌はABEMAで配信中。
(『水溜りボンドの青春動画荘』#12 より)