『水溜りボンドの青春動画荘』が最終回を迎え、出演者がそれぞれ新たな道を歩み始めた。
この番組は、まだ何者でもない9人がYouTuberを目指し、たった1人の相方を探すYouTuber成長ドキュメント。汗と涙の結晶である動画が評価される世界で、誰かに見つけてもらうために奮闘する男女の姿を追いかける。先輩YouTuberに動画制作にまつわる様々な課題や、視聴者の心を掴む動画制作のノウハウを伝授してもらいながら"視聴者に愛されるクリエイター"になるべく、9人ひとつ屋根の下で苦難を乗り越え友情を深め合い、時には涙を流しながら動画制作に打ち込んでいく。
ヤムヤムの内山さん、橋本萌花、小澤ゆうたは結成当初、“この3人で上手くいくのか?”と疑問視されていたが、予想を裏切る形で、3人の結束は深まっていった。
橋本は「3人が楽しいし、未来が見える」と今後について語り、小澤は「僕はあなたたち2人にこの若い時間の全てを捧げたい」とトリオ結成を強く希望した。しかし、話し合いの席で内山さんは号泣しながらも、答えを出す場面は映されなかった。
結果的にトリオ結成はならなかった。内山さんは『青春動画荘』を出た後の環境下で、3人が同じ熱量をもって活動出来るのか疑問だったという。涙ながらにその思いを水溜りボンドに伝えた。
パーティーゼットのひゅうがとなつみかんは、コンビ結成当初こそ、すぐに結果を出し勢いを感じさせたが、その後に作った動画はなかなか結果が振るわなかった。
2人きりの話し合いの席でなつみかんが「なんとなくこの先、決まってる? 教えてや」と質問すると、ひゅうがは「決まっている」と即答した。
そんなパーティーゼットが出した決断は「コンビは組まない」。最後は水溜りボンドに「だけどここで終わりではなくて、もっとビッグになって、カンタさんとトミーさんと一緒にお仕事がしたいです」と伝え、「トミーさん、カンタさん、本当にお世話になりました!」と2人揃って絶叫した。
しんあつチャンネルの山口厚子&しんたろーもコンビ結成ならず。ただ、ぽんぽこたろーのあおいちひろと仮面マン君は正式なコンビとして活動していくことを決めた。
『青春動画荘』を出た後、橋本は本業のグラビア撮影を行い、小澤はYouTubeの企画を考えていた。内山さんも1人で動画撮影に臨んでいた。ひゅうがとなつみかんもそれぞれ動画配信を行っていた。
こうして9人は新たな道を歩み始めた。『青春動画荘』で得た経験を武器に、それぞれが自分たちの選んだ道をここから切り開いていく。番組ファンはぜひ、この先の9人の活躍に期待しよう。
(『水溜りボンドの青春動画荘』#12 より)